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テーマ:鉄道(22153)
カテゴリ:鉄道
「はまかぜ」を撮影したあと、午後は阪堺電気軌道を撮って廻りました。
乗ったのは1996年以来で、今回は東京都交通局とのコラヴォレイションによりこちらでも「都電塗装」の車両が登場したことから再訪問を決めたものです。 逆に都電にも「阪堺塗装」の車両がいて、そちらは撮影しています。 東海道本線と大阪環状線を乗り継いで上町線の天王寺駅前へ。ここで一日券(600円)を購入して、電車に乗ります。 本来なら阪堺線の恵美須町から乗るべきですが、日中12分間隔と少ないので… 電車は併用軌道と専用軌道を交互に走ります。何となく都電の車窓風景にも似ています。 7つ目の停留場である帝塚山4丁目を過ぎると少し右へカーブして、登り勾配にかかり南海高野線をまたぎ越します。そのすぐ先の神ノ木電停で下車。 この電停は南海高野線をまたぎ越す盛り土の上にあるので、階段を上下しないと電車に乗ることができません。路面電車では非常に珍しい風景です。高野線の東住吉駅がすぐ近くにあります。 勾配を上がったばかりの旧型車両の165号車を撮ってみました。 その車両に乗って上町線と阪堺線が交わる住吉まで行きます。 新旧問わず、カラフルな電車が行き交います。少しの時間いるだけでも飽きません。 再び電車に乗り、堺方面を目指します。早速ふたつ先の細井川電停で、前方から何やら黄色い電車が接近。「もしや」ということで、降りてカメラを向けます。 撮れました!「都電塗装」が撮れました。この塗装は都電がワンマン化された1978年以前のものです。ちなみに塗られた車両である501形は大阪市電の車両をベースに設計されています。でも、不自然な感じが全くしません。 車両基地と本社のある我孫子道(行先表示は『あびこ道』)を過ぎ、大和川を渡ると堺市に入ります。入って二つ目の高須神社電停で下車して、周辺をぶらぶらします。高須神社・綾ノ町電停と南海本線七道駅に挟まれた一帯は紀州街道の宿場町の名残として、古い建物が多く残ります。 綾ノ町から天王寺駅前行きに乗って北上。住吉でまた撮影をしました。 こちらは163号車。これが阪堺の旧塗装です。一番上の写真・都電荒川線の7511号車に施されたのがこの塗装。 501号車のこの塗装は昭和50年代に見られたもの。入道雲をあしらったデザインがユニークです。 505号車の塗装は501形のオリジナル塗装…と思われます。詳細の分かるかたがおりましたら、ご一報くださいませ。 161号車のこの塗装は昭和60年代に施されたもの。旧型の車両が、見違えるようにきれいに見えます。右側は同車に搭載された「停車予告装置」。ランプで浮かび上がる「とまります」表示が、懐かしさを醸し出しています。 半日だけでも、充分に楽しめました。やっぱり路面電車は、乗っても見ても退屈しません。 阪堺電気軌道に関する商品は楽天市場へ↓ 【送料無料】 DVD/鉄道/阪堺電車 阪堺線&上町線(恵美須町~浜寺駅前/浜寺駅前~天王寺駅前)/T...送料無料税込み3,531円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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