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カテゴリ:鉄道
先月富山県へ行ったさいに、加越能鉄道万葉線を乗りつぶしてきました。
同線は高岡駅前から高岡市街地を通り抜けて荘川を渡り、新湊市の越の潟を目指す路面電車です。 (【枝郎注】現在は経営主体が変わりましたが、長年慣れ親しんだ社名であることから敢えて『加越能鉄道』としています) 起点の高岡駅前。JR高岡駅のステーションビル改築にあわせてビルの1階部分に移設されました。このためロータリーに沿うように線路が敷設されています。 電車は低床連接電車「アイトラム」。富山ライトレールの「ハートラム」,富山地方鉄道市内線の「セントラム」と同じタイプです。「ドラえもん」をイメージした塗装の編成に乗れました。高岡は藤子不二雄先生の出身地だからです。 電車は高岡の中心市街地を北上します。道幅が狭いため単線。 片原町で「アイトラム」のオリジナルとすれ違い。真っ赤な車体は目立ちます。 広小路を過ぎると道幅は広くなります。 車両基地のある米島口で一度併用軌道は途切れ、東進。JR氷見線をまたぎ、林立する工場の脇をすり抜けます。 能町口で再び併用軌道へ。しかし道幅はさらに狭く、その真ん中をゆっくりと進みます。 新湊市へ入ると再び専用軌道へ。六渡寺でボギー車とすれ違います。ドア位置が違うものの、富山地鉄市内線の7000形電車とそっくりです。庄川の鉄橋を渡ると新湊の市街地へ。港町の雰囲気が漂います。 終着の越の潟。 ホーム1本だけのシンプルな駅です。 実は、ここから先へも、富山地鉄が「射水線」という路線があり、同社市内線の新富山駅まで達していました。 しかし富山新港の建設により分断され、残った富山側の路線(新湊東口~新富山間)も1980年に廃止されています。 このため、新湊東口駅があった堀岡地区まで県営のフェリーが運行されています。 ですが、富山新港を大きく跨ぐように新湊大橋が完成し、運行時間が短縮されているようです。今回は時間の都合で乗れませんでしたが、食指が動きました。 そう言えば、当パビリオンでは船を取り上げていませんね。どこか、乗りに行かなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/11/15 08:10:28 PM
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