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カテゴリ:鉄道
週末の関西訪問では、和歌山にて、今月30日で運行を終える381系「くろしお」を撮ることができました。
「くろしお」の381系は、1978年の紀勢本線和歌山~新宮間電化によって、これまで使われたキハ81・82系気動車の置き換えで日根野電車区に配置されたもので、以来37年間に渡り紀勢本線の代表列車・代表車両として活躍してきました。 37年間の変化としては、1989年に前面眺望を重視したパノラマグリーン車が登場して組み込まれた編成が白地に赤・黄のストライプの塗装となったことが大きな変化として挙げられます。使用列車は「スーパーくろしお」の列車名がつけられました。 そして1990年代後半から水色を基調とした現行塗装となり、2011年からは283系使用の「オーシャンアロー」ともども列車名を「くろしお」に統一。しかし登場から30年以上を経て老朽化が問題となり、後継として287・289系が登場して置き換えに必要な数が揃ったことからこのほど381系の退役が決まったものです。 この最後の活躍を、何とか写真におさめることができました。 また、287・289系への置き換えの途上、一部の編成が日根野電車区から福知山車両所に移り「こうのとり」「たんば」「きのさき」にも使われました。そちらも同じ時期に退役します。そちらのほうは、昨年5月に京都で撮影したものです。 これにより、381系使用列車は岡山~出雲市間の「やくも」だけとなりました。また、旧国鉄塗装の車両を用いた定期運行の列車も、消滅します。 時代の流れと、自分自身の加齢を、改めて感じました。
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最終更新日
2015/10/15 10:08:11 PM
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