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ラストスパートへ近づく、テレビ朝日の昼のドラマ「越路吹雪物語」。3月19~23日放送では、運命を変える大きな展開となりました。
----- 両親(濱田マリ・尾美としのり)を末期癌で相次いで失い、失意の吹雪(大地真央)。マネージャーの岩谷時子(市毛良枝)は吹雪を元気付けようと、当時新進気鋭の舞台演出家であった浅利慶太(近江谷太朗)の舞台鑑賞に誘います。その舞台を見た吹雪はたちまち魅了され、「浅利さんと仕事がしたい」と意欲を見せ、舞台評論家であった安倍寧(やすし)氏の紹介により吹雪と慶太を引き合わせます。二人は意気投合して、慶太が館長を務める日生劇場でのリサイタルをホイホイと引き受けますが、それには大きなハードルがありました。 吹雪は宝塚歌劇団を退団後、関連会社でもある東宝の専属になりました。ですが慶太は「劇団四季」を立ち上げており、東宝所属のタレントが出ることができません。(当時、映画界には『5社協定』があり、所属会社以外の出演が厳しく制限されていました)吹雪は迷いましたが、「新しい自分を切り開く」「今しかない」として東宝退社を決意します。 こうして日生劇場で、慶太の演出による吹雪のリサイタルが開かれました。初日の開演前はプレッシャーで一時パニック状態になりましたが、時子のおまじない(背中に『虎』の字を指で書いて『あなたは虎、お客様は猫よ』と言い聞かせる)で何とかスタート。リサイタルは成功をおさめます。
また、法美が作曲した「誰もいない海」を、トワ・エ・モアとの競作でリリース。トワ・エ・モアのほうがヒットしますが、「法美さんの良さをもっと知ってほしい」という願いもあり、吹雪版の不入りは気にしませんでした。 そんななか、時子の母・秋子の容態が急変して・・・
ちなみに、23日放送で、美川憲一さんが本人役で出演しました。現在の美川さんが50年前の美川さんを演じています。 番組もあと1週。どんな結末、どんな死期を迎えるのでしょうか。
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最終更新日
2018/03/25 10:19:09 PM
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