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森田理論学習のすすめ

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2020.07.18
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カテゴリ:行動のポイント
定年退職する時、自分のやって見たいことを20個ぐらいは用意しておくことが大切だと聞いたことがあります。そうしないと、退屈だ、暇だなと感じるようになる。
そうなった時点で、規則正しい生活が失われている。
精神は緊張状態から、弛緩状態に変化しており、これを立て直そうとすることは難しくなる。
それを防止するために、定年後に取り組むべき趣味のようなものを20個程度は用意しておくことが不可欠だというものだ。今日はこの問題を考えてみた。

私は定年を迎えたとき、規則正しい生活を維持したいと思った。
そのためには、仕事をすることがよいのではないかと思った。
マンションの管理人の仕事を選んだ。
この仕事は残業がない。階段を上り下りして運動になる。
自分で仕事の段取りができる。多少の収入にはなる。
冷暖房完備でトイレ付きの部屋が使用できる。
受付時間は自由なことがある程度できる。
一人でやる仕事なので人間関係のわずらわしさがない。
そして、この仕事のおかげで生活のリズムができたことが大きい。

土日祝日を除いて、毎日芯になる活動を持っていることは大変重要だと思っている。
私の場合はそれが仕事だったわけだ。
生活にゆとりがある人は、別に仕事でなくても構わないと思う。
例えば主婦の人は、3度の食事の準備、洗濯、掃除、整理整頓、ペットの世話、観葉植物の手入れ、家庭菜園の世話などが毎日決まった時間に行われているとすれば、芯を持っているということになる。男性でも、曜日ごとに違ってもよいが、その日ごとに芯になる行動を確立しているということが極めて大切になる。それを持っていると、迷いがなくなり精神が安定してくる。
そういう生活が3か月なり、1年続くということが、緊張感のある生活につながる。

要は、毎日行き当たりばったりで、気の向くまま、風の吹くまま、根無し草のような生活を繰り返しているとすれば問題が出てくる。
ある釣り好きの人が定年退職して、毎日磯釣りを楽しんでいた。
ところが、3か月もすると、飽きてしまって興味を失った。
ゴルフが何よりも楽しみだと言っていた人が、そればかりできるようになると、ポカリと心の中に穴が開いたようだという。
これらは余暇で楽しんでいるうちは、生活の活性化に役立っていたのだが、それが主役になると、途端に興味や関心がなくなるということだと思う。

毎日芯になる仕事や行動を確立しておくことは、生活のリズムを作り、精神を活性化させるために欠かせない。そのうえで、人生を彩るのは、興味や関心のあるものをいくつ持っているかという事だと思う。これらをたくさん持っていれば、人生の楽しみはいくらでも出てくる。
今の私でいえば、読書、株式投資の研究、カラオケ、家庭菜園、サックスの練習、一人一芸の練習、老人ホームの慰問活動、このブログへの投稿、草花の手入れなどである。
これらはメインではないが、生活のアクセントとして大いに役立っている。
料理でいえば、隠し味、スパイスとして絶妙な味を引き出してくれているようなものだ。
そういう態度を持って生活することが肝心だと思う。





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Last updated  2024.06.03 07:59:50
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