コミック
「ボクを包む月の光 ―
ぼく地球次世代編―」を読みました。
戦争について書いてあったことに共感したので載せますね。
蓮「”戦争”という虐殺行為が正しいとされるのは何故ですか?」
教師「まず始めに言っておきます。
”戦争”は正しい行為ではありません。これは絶対です。」
蓮「正しい行為でないのに何故国際的に容認されてしまうんですか?」
教師「まずは身近なところに戦争を置き換えてですね…」
蓮「クラスのみんなに訊いてません。先生に訊いてるんです。
みんなじゃ答えられないけど、
先生は唯一大人だから答えて欲しいんだ。
大人は何故”戦争”は正しくないと言いながら武器を売るんですか?
こうもアッサリ人の命を何故商売にしてしまうんですか?
繰り返し爆撃して大気汚してるヒマなんか無いのに
地球はもう人間をウィルスだと認識しつつあるのに
だからCO2を自ら抗体に選んだんだ。
熱を上げて処理しようとしてるんだよ。
風邪で人間がそうするように。
時代はもぉ変わった。
戦争なんてナンセンスだし意味無い。
なのにいつまでもやってるなんて人間てバカだ。
ちっとも利口にならないから地球に見限られたのかもしんない。
どおして過去から学べないまま大人になるんですか?
大人達は次世代に一体何を残すつもりなんですか?
ねぇみんな遺産ってさ、良い物だけが相続されるんじゃないんだよ。
悪い物だって相続されるんだ。
こっから先オレらみんな悪い物ばっかり相続させられそうだって気付いてる?
良い物は今の大人達が喰い潰しそうだし破壊し放題だ。
子供達は一体どうすればいいんですか?
一体誰がこんな世の中にしたんですか?」
教師「それは…
…大人達です…
…ゴメンナサイ…」
私も同じような疑問を抱いてます…
また、表題にまとめた部分も書き出しますね。
紫苑「そもそも人類コントロールが何の目的か蓮は解ってるのか?」
蓮「そんなの戦争を失くす為だ。知ってるよ。」
紫苑「そうだ。オレは戦争の無い世界へ行きたかった。
輪として転生出来た事… それそのものが
日本という戦争を放棄した国に生まれたという意味で
オレの望みは果たされたとも言える。
だが、それ以前に月基地で
実はもうとっくに叶えられていたと…
輪が気付くまでオレにも判らずに…いた。
オレはこの月基地でたった一人生き残った。
オレ以外誰も居ない世界―
そこは間違いなくオレが望んだ
戦争が存在しない世界だったんだ。
皮肉にも…
誰とも話も出来ず
自分以外の物音も気配も無い
虚無の空間だけが無作為に在る。
生きている実感すら無い。
それでも他人と一緒に居た頃は
ここにだって諍いもあれば衝突もあった。
それぞれがそれぞれの立場で
自分を主張して他人を論破しようとしてた。
それが恋しくて懐かしくたまらなくなる。
”戦争出来る幸せ”
…解るか?
他人が居て初めて出来る事だ―」
蓮「せ…戦争が必要だって言うの!?
イケメン(紫苑)も戦争はもう放っておくの!?」
紫苑「そうじゃない…蓮」
…中略…
紫苑「地球は人間に戦争という選択肢さえ与えている。
それほど自由な楽園だ。
だがその楽園で蓮お前は
戦争を選ぶ側には行かないでくれ。
オレたちの地球の…
地球を守る側の人間になってくれ。」
蓮「うんっ。誓うよ、ボク。
地球を守る側の人間になる…!」
戦争出来る幸せ?
戦争できる自由?
逆説的だけど、だからこそ戦争をしないで済むようにしないといけないのですよね。
始まってからでは、なかなか終わらせることは出来ないから…
漫画もいろいろ考えさせてくれます。
引用ばかりで申し訳ないけど、
共感したので、載せさせてもらいました。
著作権に引っかかるかな?
申し訳ないです…