テーマ:今日の読み聞かせ(525)
カテゴリ:よみがたり
読み語りで読んだ本 二冊目です。
『樹のおつげ』 ラフカディオ・ハーン 著 さいとうゆうこ さいわ ふじかわひでゆき え なんと楽天ブックスに売ってない。 おかげでアフィリエイトがはれません。 楽天は本の品揃えがわるすぎる。 ついでにコンビニ受け取りにして欲しい。 安い本が買いづらい。 というわけで本の表紙絵はこちらをご覧ください。 小泉八雲が中国地方に伝わる話を集めて本にした「生霊」という本から さいとうゆうこさんが、子供たち向けにわかりやすい文章になおし、 絵本にしたものです。 中国地方の小さい貧しい漁村にある日地震がおこり、 そして、村に津波がやってくる。 津波の到来にいち早く気づいた村長の久作は、 浜辺にいる村民を守るために、収穫したばかりの稲穂に火をつけて、 村民たちに高台へ非難するようよびかけます。 轟音とともに訪れた大きな津波に、 村の半分が飲み込まれてしまいます。 いまどきは津波なんて関係ない暮らし。 まして都会っ子はなおさらです。 でも津波はとてもこわいものです。 この絵本を通して子供たちに津波が来たときの大変さを かなりリアルに伝えることができたのではないかと思います。 それとともに、非常時におけるリーダーのあり方をも、 考える糸口となる作品です。 低学年の子供たちには難しい作品ですが、 大人になり始めた五、六年生にはちょうどいい作品だと思います。 いくらか前に東南アジアでも、おおきな津波があり、 世界的なニュースとなりましたが、 この絵本を読んであげた子供たちは、 津波の大変さがこのニュースの大変さが わかりやすかったのではないかと思います。 またこちらにもすばらしい解説がありましたのでご覧ください。 つづきはこちら↓ 読み語りに参加してくださいその5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月15日 18時49分17秒
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