テーマ:親バカ満載!(181)
カテゴリ:教育
娘を幼稚園に入れた時、娘と過ごす幼稚園通いの日々もいつか思い出になるんだろうなと思うとせつなかった。
娘は何度も「行きたくない」を繰り返してくれて、園バスのバス停まで行くそのちょっと手前で家に戻ってきたり、お布団にもぐりこんだりして、そのたんびに私が自転車に乗せて園まで送って行ったものだけれど。 運動会の練習が続いて、さすがにつらくなってきて、行きたくないという娘に「じゃあ今日だけ休みだから」と一人家に残して長男をつれて病院に行ったこともあるし、(途中で家に電話) 先生にきつーくしかられて気の弱い彼女はすっかりびびりまくって「いやだー」を繰り返し連日の休みにさすがに電話口で理由を聞かれて「とにかく連れて来てください」とも言われた。 そんな風に苦難の日々もあったけれど、運動会も発表会も楽しくこなしてかわいいお洋服を着てダンスを披露してくれた。 嬉しそうに踊るわが子はこの上なくかわいい。 私も二回も役員を引き受けて、わが娘の幼稚園生活にどっぷりつかり、卒業をまじかにした時はさびしくて寂しくて。 これが上の子の時は全然感じないのだけれど、というより「やった。これで楽になる」としか思わなかった。 で、下の子になると、「もう二度と幼稚園にお世話になることもないんだな」と思ってさみしいことこの上ない。 「幼稚園行くのいや」と騒いだ娘はその後、熱があっても親に隠して学校に通い、金曜の夜に熱を出しては月曜までに気力で直して、「絶対休みたくないの」とがんばって登校していく。 なにがそんなに彼女を学校にさそうのか。 母の私にはとんとわからない。 幼稚園の頃の幼いかわいい娘を思い出しながら、もう中学生となりセーラー服で私の前をうろうろする娘を見てはあの子がこんなに大きくなってと驚くばかり。 あのちびのちっちゃかったお嬢さんがセーラー服なんか着てる。 不思議。 幼稚園の制服もセーラーだったなあと思い出しながらせつない郷愁にどっぷりとつかって、母親の特権をたっぷりと味わってみたりする。 昔私がまだ独身だった頃、こんな小さいお弁当箱いったい誰が使うんだろうと思ったものだけれど、なるほど子供を持ってみると幼稚園児の胃袋にぴったりのサイズ。 娘の好きなリボンのパスタをいれてみたり、三色マカロニを入れてみたり、ちっちゃなグラタンとか、ちいさな俵おにぎりとかチキンナゲットとか毎回入れてたコーンとか。 幼稚園児のお弁当箱はとっても小さいのでつくるのも簡単。 ちょっといれればすぐ満杯になっちゃうしね。 それで玄関で行きたくないをはじめる娘に「今日のお弁当はリボンのパスタだよ」というとご機嫌を直して園バスに向かう。 小さなお弁当箱はまだ我が家のキッチンにちゃんとしまってあります。 セーラー服姿の娘もいつか思い出になるんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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