テーマ:東京 / 江戸(1206)
カテゴリ:アート
旧岩崎邸といえばあの三菱財閥の人たちが住んでいたというおうち。
すごいぜ。 明治初期に立てられた洋館。上野の不忍池のすぐそばです。 前々から一度は見たいと思っていたのです。このてのお屋敷を見るのは好き。 庭園美術館も二回いきました。これはかつての宮さまのおうち。 それで、旧岩崎邸ですが、 ひろいですよ。 敷地が。 門から入ってかなり幅の広い坂道をしばらくのぼります。 そして入館料を払ってからです。 玄関の前にはロータリーもあり。 このおやかたができた当時は車なんてないから馬車でここまできたのかな。 お屋敷も広いしね。 だって玄関に暖炉があって、廊下に暖炉があって もちろん各部屋にも暖炉があって、全部で十五もあるんだそうです。 私は真冬に行ったから、寒いだろうなこんな広いお館っておもったんだけど。 だって天井たかいでしょ。 天井高いと熱はみんな上の方に行っちゃうから寒いんだよね。 カリフォルニアならいざしらず。 なかなかあったかくならないんだよね。 しかも途中から暖炉はマキをやめてガス管通して ガスバーナーによる暖房に切り替えたらしいのです。 さむいよ。 これって。 いくら大きなおやしきでもね。 寒いんじゃ住み心地悪いと思うよ。 夏に見に行ったらぴんとこないけどね。 それで岩崎一族はもうこういうところには住むのやめたのかしら。 でも、広いから玄関も廊下も暖房入れなきゃいけないんです。 光熱費馬鹿にならない。 20畳はあるようなひろーい客室。 室内全てにひかれたじゅうたん。 レースのカーテン。 豪華な壁紙。 そうそうサンルームがありました。 なるほどやっぱり寒いんだ。 でも、ここでのーんびり読書したら気持ちよさそうです。 そして豪華な中央階段。 うーん。 こんなすごいおうち。 一生住む機会ないな。 でも、大変だから住みたくないけど。 だってここに住んでたとうの岩崎さんたちもこの館は接客用で 実際には隣につなげて作った日本住宅に住んでいたらしい。 っていってもこっちの和風住宅もすごかったけど。 奥の座敷は十八畳はあったかな。 そして床の間だけで四畳はあったもの。 それでも、洋館よりは天井が低いし、 やっぱり日本人は畳の生活の方がいいみたい。 さらに地下室があって そこから離れのビリヤード専用のスイス風の別棟にいけたらしい。 いやゴージャスゴージャス。 でも、ほんと。私はこんなでかい家すみたくないな。 だって掃除大変だし。 人を雇うとめんどくさいし。 だいいちちょっくらコンビニなんて気楽にいけない。 門までが遠いので外出もめんどくさくなりそう。 そうすると何日も家の外に出ないなんて、まるでヒッキー。 でも、こんな強大なおうちに住んでたら、 いくらおこもりしてても、 ヒッキーなんて言われなさそう。 環境は静かだし、 読書進むかもしれませんね。 明治は遠くなりにけり。 そしてこの旧岩崎邸の横の坂がかの有名な「無縁坂」でした。 ほー。こんなところに。 そこから車を止めた所まで戻ると、そこがなんと東大のまん前。 東京に住んで何十年だけど、東大の敷地に入り込んだのは初めて。 建物はりっぱだし、広いし、中まで都バスが入っていくし、 都バスの停留所が東大の中にあるらしい。 すごい。普通はせいぜい校門の前でしょう。 うーん。東大ってすごい。 私も東大生になりたーい。 こーんなりっぱな大学、一度見たら確かに入りたくなるかも。 それにしても確かに立派。 いかに税金つぎ込んであるかわかろうというもの。 他の大学もみたーい。 上野から本郷まで歩いてちょっと。 わずか五分くらい。 このあたりほんとーに一等地なんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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