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2007.05.07
テーマ：うさぎと犬のいる生活(37)
カテゴリ：うさぎ
 あまりにも突然のことなのですが・・・ 今日の午後四時少し過ぎに、みかんが急逝しました。 事故では有りませんし、原因も不明です。 昨日の夕方まで元気に跳ね回っていたので、今も実感が沸きません。  獣医さんのところから、亡骸となったみかんを連れて戻ったところ ミルキーがいつものようにみかんを嘗め回し、キュンキュン鳴いていました。 ミルキーの散歩の時間になってしまったので、リードを付けて 「お散歩へ行って来よう！」と言っても みかんの方を振り返りながら吠えていました。 ミルキーにもみかん姉さんの異変がわかったのでしょう。  昨夜、いつものようにキャベツや小松菜を入れてあげても 食べに来ないでトイレにうずくまっているので、 ちょっと便が出にくくなっているのかな？と気になっていたのですが、 暫く様子を見ているといつものお気に入りの場所に戻っていました。 気のせいかな？と思い今朝みかんの様子を見に行くと、 またトイレに戻っています。 トイレにはうんちはちょっとだけ・・・ しかも、ごはんはほとんど食べていません。  いつもなら、こんな感じでおトイレに入っているのですが・・・ やはり様子がおかしいと思い、みかんを抱いて外に出すと、明らかにおかしい！ あんなに抱っこが嫌いなみかんがすんなり抱かれる上に体に力が入ってません。 とりあえず、膝に乗せて腹部を軽くマッサージ・・・ 腹部内に炎症などがあると逆効果になるので、優しくそっとマッサージ。 心なしかみかんが気持ち良さそうにしてくれている気がしました。 １５分くらいマッサージしたでしょうか・・・ やはり体には力が入らないようで、今回はいつもの糞詰りとは違うようなので うさぎさんに詳しい獣医さんへ連れて行くことにしました。 具合の悪い子を連れ歩くのには抵抗があるのですが、 うさぎの場合は２４時間が勝負です。 しかも、今回は明らかにおかしいのです。 午後の診療は３時半からとのことでしが、早めに家を出て駐車場で待っていました。 幸い一番に診て頂き、触診など検査をして頂いて、 腸を動かすマッサージをして頂きました。 うさぎは換毛期に舐めた抜け毛が腸に詰り毛球症になったりします。 今回もそうかと思いましたが、どうも腸が膨らんでいる様子は無いとのこと。 また、うさぎの雌は３歳を過ぎる子宮系の病気になりやすいとのことですが 今回はその可能性も薄いとのことでした。 とりあえず、痛み止めを打ち、浣腸をして頂き、お薬を貰って帰宅。 みかんをバスケットから出して、お部屋の前に置くと へたーーっと、崩れるように斜めになってしまいました。 そして、自分で体勢を直そうとしてもできないらしく、私が支えてあげると 一瞬バタバタと体を動かして、「キューーッ」と鳴声をあげてヒクヒクと痙攣し・・・ 驚いた私が「みかん？」と、抱き抱えると 私の腕の中に崩れるように寄りかかり、 小さく「キュン」と声をあげて動かなくなりました。 まだ動いている気がしたので、慌てて獣医さんへ電話をして指示を仰ぐと 心臓マッサージをするようにと言われ、すぐにやってみましたが 既にみかんの心臓は止まって動かなくなっていました。 とりあえず、もう一度獣医さんの元へ連れて行きましたが・・・ダメでした。 獣医さんも、原因がわからないとのことです。 我家の飼い方、環境から見ても 考えられる死因が見つからないとのことでした。 先天的な心臓疾患があるのであれば、もっと早くに症状が現れるとのこと。 異物を飲み込んだという可能性もありません。 私も全く心当たりがありません。 みかんはまだ４歳になったばかり・・・☆になるには早すぎます。 歳を重ねている子なら心構えもできているのですが 今回は、あまりにも突然すぎて、今も実感が沸きません。 クリちゃんのように不治の病で５年くらいまでと言われ 覚悟しているのに、もうすぐ１２歳になるコもいるのに・・・ わからないものです。 みかんが、病院にいる間はしっかりと気を張っていたのも、 自宅に着いてバスケットから出すまでは頑張っていたのも、 「おうちに帰りたい一心だったからなのかもしれない」と、獣医さんに言われました。 大好きなおうちに帰りたかったんだね。みかん。 みかんの為に、おうちを建てる時に作ってもらった特別のお部屋だもんね。 みかんの安住の地だもんね。 今夜は、ここでゆっくりおやすみしていいからね。  もう少し、一緒に居たかったなぁ。 もう少し、ミルキーに姉さん風吹かせて欲しかったなぁ。 もう少し、リビングの主として走り回って欲しかったなぁ。 もう少し、そのかわいい姿を見せて欲しかったなぁ。 もう少し、そのキュートなお尻を見ていたかったなぁ。 もう少し、もう少し・・・・  みかんは、幸せだったよね？ 私たちは、みかんのおかけで幸せだったよ。 また、違ううさぎさんになって我家に戻って来てね。 できたら今度は、もうちょっと、 抱っこ好きのうさぎさんになって生まれてきてね。 待ってるから。 さよなら、みかん。 そして、ありがとう。 
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