肉体美
前の日記で、「切腹が好き」 という趣向の人や、肉体に苦痛を与える事で精神的快楽を感じる 趣向の持ち主がいる事等書きましたが、肉体の破壊を、生々しく、エロテックに表現したものとして、ギリシャの彫刻は、その代名詞じゃないかと独りよがりで思っていたりする それに、オリンピックの紀元になったと言われる ローマ時代に行われていた祭典での競技は、裸になって競うのが主流だったそうで、そういう彫刻が多く、また、それらの彫刻は、レアと違い、むだ毛や皮膚感のグロさ等の余計なものが少ないので、白い石工の肌が、肉体の曲線をあらわに浮き立たせて、とっても恍惚であったりします この肉体の流れが、エロく感じる秘訣?だったりするんでしょうか?それにしても、この頃のレスリングでは、急所攻撃が禁止されていなかったようで、肉の茎を無惨に、しかも潰されんばかりに握りしめられている彫刻があって、えげつないです 見た目がおっさんなので彫刻自体に卑猥な感じはしませんが、若い男性らも、その昔、こんな風にして戦っていたのかと思うと、すこし、エロテックであります また、日本では時折、ワンコにケツを噛み付かれるキャラクターがいますが、ギリシャ時代には、まれにライオンに噛み付かれる人間がいたようで、壮大感を感じてしまったりもするところですが、(まるで今年の巨人のような様相だ)何はともあれ、今のように大した道具もなかった時代に、これだけ艶かしい肉体の彫刻の数々を作った、ギリシャ人の表現力はやっぱりすごいし 壊れてしまった彫刻もその事で、さらに肉体のうめきをかもし出している雰囲気がエロく感じるのだった