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カテゴリ:沖縄市
(イーヌカー/上の井戸) 沖縄県沖縄市に「高原/たかはら集落」があります。高原公民館の北西側に位置する「イーヌカー/上の井戸」は集落で一番の水量が湧き出る井戸として昔から村人に重宝されてきました。飲料水の他にも畑で収穫した野菜や芋を洗う為や洗濯用水としても使用されていたと考えられます。沖縄の歴史学者・郷土史家・沖縄史家として知られる「東恩納寛惇/ひがしおんなかんじゅん」が「高原集落」を訪れた際に植えられた記念樹がかつて「イーヌカー」にあったと伝わっています。さらにこの井戸は村人の情報交換の場や出会いの場としての役割もあったと伝わっています。「イーヌカー」の南側には「ウブガー/産井」と呼ばれる井戸があります。この井戸は正月の「ワカミジ/若水」が汲まれた井戸であり、村で子供が生まれた際の「ウブミジ/産水」や子供の成長を祈願する「ミジナディ/水撫で」の水として利用されていました。また「アミチュージ」と呼ばれる死者の身体を拭いて清める為の水としても利用されていました。 (イーヌカー/上の井戸) (イーヌカー/上の井戸への階段) (イーヌカー/上の井戸) (イーヌカー/上の井戸の正面) (イーヌカー/上の井戸のウコール/向かって右側) (イーヌカー/上の井戸/向かって右側) (イーヌカー/上の井戸のウコール/向かって左側) (イーヌカー/上の井戸/向かって左側) (イーヌカー/上の井戸) (畑に流れ込むイーヌカー/上の井戸の水) (ウブガーの祠) (ウブガー) (ウブガーのウコール) (ウブガーの井戸) (ウブガー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.14 17:00:29
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