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奈落 by ガイア教

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October 10, 2008
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テーマ:心の病(7507)
カテゴリ:MtF Les
セピアにあせた 記憶の断片 
折れた時計の針と 崩れた文字盤 
忘れていたはずの想い 
ノイズだらけの 映画みたいに 
鮮明じゃないから 美しく見える 
あの頃を過ごしたわたしは 
もう ここには いない 
思い出すのは あの日 あの日 
繰り返してよみがえる 形跡 
螺旋に繋がる 言葉の渦に呑まれて 
想いに溺れて 現在(いま)に戻ってくる 
孤独(ひとり)の朝と夜 
音をたてて砕けていく なにもかも 
残ったのは わたしの影だけ 
いつも そうだった これからもね 

冒頭の散文は 東京少年 ハイスクールデイズ を聴きながら書きました。

笹野みちる。
彼女のライブを最後に見たのは新宿にあった日清パワーステーションだった。
もう10年以上前のこと。1994.3.18。。
翌3.19の内容は検索したら見つかった。たぶん、一緒だと思う。
・・・微妙に違う気がするけれどね・・・どうだっけ?w
  1、GO!GO!HARRAPPA!
  2、桜並木
  3、悲しくてやりきれない
  4、いっしょに泣いたらだめなのに
  5、Leave Alone
  6、ワンス・アポン・ア・タイム
  7、Waiting for the moon
  8、性差別
  9、過保護の受難
 10、おうちの事情
 11、家族幻想(かぞくのゆめ)
 12、僕のクーパー
 13、窓の下
 14、彼女といたい!
 15、れんがの学校
 E1、どっかいっちゃった
 E2、陽のあたる坂道で
 E3、My Dear
それはまだ「COMING OUT!」を出版する前年のこと。
チケットも日清パワーステーションのドリンクコインも
なにもかも横浜を出るときに捨ててきたけれど。

笹野みちる。元・東京少年、ボーカリスト。
日本の女性アーティストとしては一番最初に同性愛者であることをカミングアウトした。
その本が先に挙げた「COMING OUT!」だった。1995年7月のこと。
ソロデビューの曲「彼女といたい!」(1993)がそこに繋がる伏線だと気付いた。
当時、ファンクラブに入ってた。
彼女が京都に戻るまでずっと入っていたように覚えている。・・・気がする。
ぃぁ、京都に戻ったころもまだ所属していたような気がする。 たぶん。
京都町内会バンドの情報も読んでいた覚えがある。会報で。たぶん。
なんで今まで完全に忘れていたのか・・・。とてつもなく謎。
大学時代から通いまくっていた数々のライブの最後の相手だったのに。
隠蔽された過去の断片? そんな気もする。

東京少年時代といえば、「Shy Shy Japanese」だとかはそれなりに売れたけれど
陽が当たった曲(大衆に触れた曲)がいい曲だとは限らない。
シングルなら、High School Daysが好きだった。
ソロになってからも聴き続けた。もろい記憶を辿れるのはここまで。
パワーステーションのライブのことは覚えている。
ライブ後に伝言VTRを撮ってたから、メッセージを残してきた。
B2F、そこにいる連中は皆が仲間なのに一歩引いた自分がいた。
ライブに行っても、どこかで孤独でいた自分がやっぱりそこにはいたっけ。
ライブで、みんなで、一体感になるような錯覚に捉われながらも
結局は孤独をかみ締めていたのは・・・いつものことだったかもしれない。
その頃の記憶は、実はほとんど残っていない。
3年前よりも以前のことは、実はアテにならない記憶でしかない。
それまでの記憶を抱えてナニカが逝ったりしてたんだろうかって思うくらい。
それ以前のことを思い出す物品がほとんどないからっていうこともあるけれど。
写真すら、残ってない。記憶を紡ぐ糸はほとんど残ってない。
時折書いている、15/16年前っていうのも正確な年数か自信がない。
たぶん、どっちかで間違いないとは思う。
Man, Heterosexualとしての恋愛が終わったのはその時期。
以降は結局はそういう形では存在し得なかったと思える。
その話は・・・いずれ書くんじゃないかと思う。

彼女がカミングアウトしたときに、周囲にこんなことを話した覚えがある。
「女の子が好きなのは一緒。だから、仲間。通じるものがある。」
それが異性愛者という意味での発言じゃなかったってことに今更気付く。
GID MtF Homosexual。身体の性別は違うけれど彼女と同じHomosexual感覚。
性同一性を持っているから、彼女の方が数段マシだった。
そう、彼女は「仲間」だったんだ。だから、惹かれたんだ。。。
共感するものを持っていたんだ。。。そう思える。
というか・・・すでに男性人格の限界を感じていたような時期で
「男性」として社会に属するのが苦痛になって違和感を覚えていた頃だった。
違うか。男性として扱われるのに違和感があったというのが正しいか。

わたしにできることは。
たとえば組合活動で女性社員のためになにかをしていくことだけだった。
なにかにつけても、女性のためになにかをしていくことだけだった。
男が嫌いだから。w 女性は仲間だから。 属したい仲間だから。
そうやって・・・騙され続けてきた。利用価値があったってことかもね。
男性人格と女性人格が混在してるのが問題なんだろうけれどさ。
社会で生きていくには身体と同じ性別の人格はないと不都合すぎたんだよ。
ギャップでドンドン壊れていった。
両性別の人格が混在するから、さらにわけわからんくなってった。

今年で笹野はデビュー20周年を迎える。それを昨日になって知った。
デビュー20周年記念ライブ、曼荼羅2にわたしは現れるかもしれない。
行くことがあれば、生き続ける気力が充実したってことなんだろう。
そんな体力すらない。それが現実。 今は最寄り駅までも行けないと思う。
いつまでこのことを覚えていられるかもわからないんだけれどね。

WOMAN2





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Last updated  October 10, 2008 11:07:04 AM
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