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カテゴリ:維持・修繕
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工事の準備から完了までの7つのステップを解説しています。 今回はステップの5番目、工事の発注です。 総会で工事の実施が決まったら、次は工事発注の手続きです。 (総論で発注を決めて業者選定など理事会一任の場合は施工会社選び) 管理会社や、お抱えの出入り業者がいると、金額が大きくないと、ついつい口頭ベースでの発注で済ませることも見ますが、信頼関係が深い業者であっても、発注書(請書)、契約書の締結は重要です。 一年任期総入れ替えの理事会ならば、総会で発注を決めた理事長は退任してしまいます。 前期の理事会は十分に理解したとしても、次期に詳細が伝えられるとは限りません。 また、トラブルが発生した際の対応についても、契約書がないと長期化することがあります。 大概のマンションでは、基本に忠実で書面による発注を行っていると思いますが、契約を締結するうえで注意することは・・・ 1)支払い条件を決める。工期が長くなると分割払いになります。可能であれば着手金は少なくし、実績支払いとすることが望ましいと思います。 2)保証期間と範囲を決める。発注するまでは安請け合いで、なんでもOKで営業をしかける業者はたくさんあります。でも工事を終え支払いを済ませると、いきなり塩対応になるなんて業者も。。工事後の手厚いフォローは組合の負担を軽くします。 3)発注書は一枚の紙で納めることもあります。発注範囲が明確ではないと後々もめる原因になるので、例えば、見積番号〇〇参考等、何の工事を発注したか内訳と紐づける方が良いです。 4)着工及び工期を明確にする。これも重要ですね。施工会社の都合でいつまでも終わらないと、組合は困ってしまいます。 ステップ1:修繕の提案を受ける ↓ ステップ2:見積を取得する ↓ ステップ3:理事会で総会上程を決める ↓ 前回・・ステップ4:総会で承認を得る ↓ 今回・・ステップ5:発注する ↓ 次回・・ステップ6:施工後の検収を行う ↓ ステップ7:残金を支払う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.06 16:59:17
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