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カテゴリ:どう企業を改革するか?
戦略的コストカット
金融危機による恐慌まで懸念される経営環境の急変のもと、次期中期経営計画を策定中の企業はここへ来てどんな緊急対策を追加すべきか、お悩みだと思われる。 そこで、この変化を機会として生かす大胆な「戦略的コストカット」をご紹介したい。 「戦略的コストカット」とは、ブランド価値やCSの向上とコストカットを両立する手法である。
1. 超・新発想商品: ブルーオーシャン戦略による大胆なカット型の革新商品 ブルーオーシャン戦略の基本は 、『コストを引き下げると同時に価値を向上させていく』こと。すでに飽和しつつある過去の競争ポイントに固執せず、より広いお客様が求めるより合目的な競争ポイントを発見し、そのニーズから求められる機能要素に絞り込むこと。
2.超・アイテムカット: ブランドアイデンティティーを彫り込む商品アイテムカット 単に下位商品をカットするだけでは、商品ラインアップ全体が魅力の乏しい歯抜け状態となる。そこで、この機会にブランドアイデンティティーが明確に伝わるかという基準により大胆に取捨選択する。
3.超・品質管理: 品質レベルを向上しながら管理コストをカットする法 品質管理は日本企業の生命線だが、その管理コストには実は無駄が多い。それを統合化、システム化し、さらに世界展開することでグローバルな品質管理の効率を極大化する。 4.超・戦略的撤退: 収益があがっている事業でも戦略的な観点から早期撤退 収益があがらなければ、撤退は当たり前。しかし、収益があがっていても将来の戦略的事業ポートフォリオの基準から事業売却も含めて、撤退を早期に決断し、経営資源を中心事業に集中する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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