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JE2LUZ・熊野

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2020/01/08
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カテゴリ:混在
今年の初午は2月9日日曜日、二の午は2月21日金曜日です。
 初午のは「餅撒き文化」の残って居るこの辺りでは、「厄払い」などの「餅撒き・餅ほり」があります。
 他所では「稲荷神社」と結びつくことが多いようですが、この辺では普通の神社だったりお寺さんだったりするようです。

 そもそも、「初午」は昔々、和銅4年(711)の二月の午の日に、伏見稲荷を創建した「泰伊呂具」とやら言う人がお持ちで作った的を矢で射ると白鳥になって稲荷山に飛んで行き、そこに稲が生えた…というような神話があるようです。
 だから、稲荷さんでお餅撒きがあっても当たり前みたいですね。
 と言う訳かどうかわかりませんが、この辺では「初午」に餅撒きがありますが、この時間などは奉納・お参りする人次第になるので決まりは無いです。
 ただ…町のおばさん(おばやん)達はよく知っていますよ。
 何処の家は汝に何処何処…と、伝言ゲームのように広がるようです。
 「餅拾い」というやつは、やれば面白いものです。
 大体、女の人が拾うのですけどね。
 他所から嫁に来ると、「地面を這い回って餅を広う」と言うことに抵抗を感じるようですが、だんだん慣れてきて参加するようになりますね。
 そうなったら、「熊野の嫁」合格ですね。



 初午以外にも「山の神」「庚申様」「地蔵さん」「家の建て前」「会社の創立記念日」「学校の校舎の落成」
「七五三」果ては市の主催するイベントの客寄せにまで「餅撒き・餅ほり」がある所です。
 だから、一般家庭でも、「蒸籠」「臼」「杵」「餅箱」などがあったのです。
 こうした餅撒きでは無く、「正月」「お雛様」「彼岸」「さなぶり」「亥の子」何かというと餅をついた所です。
 おくどさんが無くなっても火力が欲しいので鉄製の「外くど」を用意していましたね。
 その伝統で、地元の雑貨屋・丸田商店では「外くど」や「羽釜の輪」「蒸籠」なんて売っていました。
 今でもあると思いますよ。
 今ではイベントでの餅つき以外で「杵つき餅」を作ることもほとんど無いでしょう。

 餅は寒い時のものです。
 暖かいとカビます。
 まあ、おいしいのは彼岸までですね。
 今は「越後の切り餅」なんてカビないし固くならないのが手に入るので年中食べる人も居るようです。

 丸田商店では「外くど」「蒸籠」「羽釜の輪」更には、お茶を煎る「焙烙・ほうろく」「もろ蓋」「寿司箱」など昔ながらの台所道具が揃っています。
 今時貴重な品々だし貴重なお店でしょう。
 これって「宣伝」ですね。
 ステルスではありません。


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最終更新日  2020/01/08 06:00:13 AM
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