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JE2LUZ・熊野

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2020/02/28
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カテゴリ:混在
医療・衛生に関しては、この辺は辺地なので、橋龍の行革時代に統合の嵐が吹いた「保健所」は業務縮小しながらも残されています。
 だから、今回の「新型コロナウィルス肺炎」の問い合わせ先は地元のが生きています。
 でも、相談先はあっても本当に対応できる病院は無さそうです。

 このウィルスは今の所、治療薬が出来ていないので、既存の薬が合うかどうかの試験台みたいです。
 そして、肺炎が起きたら酸素吸入とかの普通の処置だそうです。
 感染を広げるという問題以外はこれらの病院でも処置可能なんですね。
 でも、院内感染が起きたら他の患者さんの行く先がないです。
 おまけにこの3つの病院の受け持ち館内は超高齢化地域です。
 ここまで来るといくら年齢が高くても、きちんと治療しないと国家の威信に関わるでしょう。
 
 国は保険会計が大変だから病床を減らそうと動き出しました。
 この辺は地形や人口分布の関係で、今回の廃止対象病院には入っていません。
 救急指定・災害中核としては、南海トラフ地震の津波が襲来する地域ですが、この3つの病院は高台にあり、一応津波は来ないはずです。
 しかし、対応できない疾患、手の出ない医療があります。
 建物が揃っても医師が配置できていない部分があります。
 3つの病院は「県」「地方」を超えて提携を結んでいますが、国の制度から見ると、県が違うだけではなく、「東海」と「近畿」と言う大きな境界を挟んでいます。
 この目に見えない境界線は結構厄介なものです。
 昔の国境みたいなところがあります。
 新宮は新宮藩で熊野や尾鷲は紀州藩でしたが、元は一つの親戚の藩でした。
 廃藩置県以後の再編成で熊野川に境界ができてしまい、明治ー大正ー昭和ー平成ー令和と時代が変わっても色んな面で邪魔なものです。
 それでも、それより前から繋がっていた人と人の縁が大事かもしれません。
 この行政の違いが長年続いて、三重県側の熊野市と和歌山県川の新宮市とのつながりは薄れてきたように思えます。




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最終更新日  2020/02/28 06:00:08 AM
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