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カテゴリ:混在
平溝は写真でも見られるように小さな農業用水です。
そして、通学路に沿って走っています。 狭くて浅い用水ですから、小学生低学年でも怖くありませんでした。 それに、川まで下りて行かなくても水辺で遊べますしね。 半年間は水がありましたしね。 「葉っぱ流し」を下校時にはやりました。 気が向けばそばに生えている笹で「笹舟」を作りました。 ちゃんとした船と帆掛け船風のとありましたが、帆掛け船タイプはすぐに転けちゃうので・・・ 船より「葉っぱ」の方が早かったです。 茶の木の葉っぱ、ゴンパチの葉、ヨモギの葉、ゼンマイの葉・・・お気に入りを浮かべて流しました。 浮かぶ葉っぱ。半分沈む葉っぱ・・・ 流れが急流だったり穏やかだったり、岸に草があったり・・・ 100mあまりでも随分変化がありました。 一人の時にもやってましたからね。 「魚獲り」 狭い溝だから簡単にできました。 それに、流れが速いので魚の姿がよく見えないので面白かったですね。 一尺くらいの「たま」をもって、溝をふさぎます。 両手両足を使って魚の抜け道をふさぎます。 そして、上流からもう一人が足で溝をかき混ぜて魚を追います。 魚が逃げ下って網にかかると「ガクン」て手応えがあります。 取り入れ口から下ってきたのが多かったようですが、ウグイ・ハヤ・・・滅多に居ないけどアメノウオまで居ました。 捕った魚はハヤは猫の餌・ウグイは焼いておいて天ぷらに・・・ そして、水を切る日には「魚ひろい」です。 結構居ましたね。 2日目は「鰻つかみ」でした。 鰻は1日目には穴から出ないことが多かったですね。 今の用水と違い、岩で側壁を作った場所もありましたから、大きな魚や鰻はその中に潜んでいましたからね。 と言っても、短くて小さな用水路ですから、鰻は二年に1回くらいだったかなあ? 平溝は「ドジョウ」は少なかったです。 「ゴジナ獲り」 ゴジナは「かわにな」です、 今では「蛍の餌」ですね。 小阪には「淵」がないので「たにし」は獲れません・ と言うことで、「ゴジナ」を獲りました。 当時はごじゃごじゃ居ました・ 溝の壁の石にぎっしり付いていましたから、一杯獲れました。 これはおやつ代わりに塩茹でにしました。 苦くてそんなにうまくはなかったですね。 ゴジナが減って、蛍が居なくなりました。 私が「ゴジナ」を食べたからではありませんよ。 秋になり水が切れると、「イナゴ獲り」でしたね。 竹串を作って串刺しにし、砂糖醤油を付けて炭火焼き・・・ 今なら高級料亭の珍味ですね・ これはうまかったです。 でも、農薬でイナゴが減る時代ですから怖い食べ物亥だったのですね。 そんなの食って育ったのですからねえ・・・ おやつにチョコレートという時代ではありませんでした。 それでも私は恵まれていたのですけどね。 「砂糖が家にあった」のですから・・・ 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/09/09 06:00:06 AM
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