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カテゴリ:混在
私が生まれて育ったのは「昭和」と言われる時代です。 前、1/3が戦時体制で真ん中1/3が復刻記、残りが成長期だったのでしょう。 どの時代でもそうですが、世の中や生活はどんどん変わってゆきます。 その中で生きてゆく人間は、それに合わせて学び変化してゆかなくてはなりません。 それが人間の歴史でしょう。 当たり前なんですが、なんだか変な言葉がささやかれだした時代でもありますね。 「今の子は難しいこと勉強しているから…」などと言う言葉です。 それが、教育界や親の中から出たのが、昭和の中ごろ以降でしょう。 それって、「本当のこと」でしょうか? 確かに科学はどんどん進歩するし、経済学も変わってゆきます。 「相対性原理」「量子力学」なんて物事の原理の説明がうんと変わったようです。 変わったってことを聞いたことのある人も少し入るでしょうけど、理解した人はほとんどいないでしょう。 それでも、その環境で生きています。 私だって「意味」は分かっていません。 あの難しい、「五つ玉」そろばんから「四つ玉」に変わって楽になったのも大きな変化でしたが、「珠算」なんてのが半ば常識であった時代もあります。 「日本人は暗算ができる」が常識に近かったのです。 今の子供はどこまでできるのでしょう? 電卓が手の中にある時代ですから必要ない知識かも知れませんけどね。 「辞書を引く」と言うことを知らない子が増えています。 スマホに向かって、「〇〇〇」と聞けば、ほぼ正確に答えが出ます。 そんな世の中で、普通の人間は「賢くなる」のでしょうか? 「使わない脳波劣化する」と言われます。 「集団としての人類」を見れば、今は「退化」に進みつつあるのかもしれません。 「古典SF」の時代からのテーマなんですが、「マザー」なんてスーパーコンピューターが人類を支配する時代…が来ないとは限りません。 「ロボットは人間を殺さない」なんて「ロボット憲章」は人間が作ったものです。 すでに、「殺人兵器」は稼働しています。 こんな社会を一握りの人間以外は、考えもしないし勉強もしません。 「人類を何百回も殺せるだけの核兵器」が存在することにも目をつぶっています。 「考えたって仕方ない」??? そうでもないでしょう・ 確かに、「自分は一人」ですが、その一人の積み重ねで社会は出来ているのです。 気が説くなるほど「馬鹿」が多いですが、何万年かは何とか「破壊」からは避けてきました。 2021年一年だけでも無事に過ごそうではありませんか。
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最終更新日
2021/01/04 06:00:05 AM
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