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テーマ:マハトマ・ガンジー(100)
カテゴリ:マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界
「AERA」の2007.1.22号の表紙は「デズモンド・ツツ大司教」である。
南アフリカにおいて、ネルソン・マンデラとともにアパルトヘイトにピリオドをうった人物であり、ガンジーの非暴力の思想をより正しく継承しているといえるのかもしれない。 1984年ノーベル平和賞を受賞。 1995年アパルトヘイトが法律上廃止された後、黒人などが受けた人権侵害を調査する「真実和解委員会」の委員長に任命される。 南アフリカが民主的国家に生まれ変わったとき、暴力的な復讐劇がおこらなかったのは、実にツツ大司教の力も大きい。 「私たちは 戦争に『ノー』と 核兵器に『ノー』と 差別に『ノー』と 言える人になりましょう」 2006年11月、広島市内の聖堂において、力強く拳を振り上げてツツ元大司教がそう言うと、一瞬の沈黙の後、聖堂を埋めた600人のから拍手がわきあがったという。 デズモント・ツツは南アフリカの黒人居住区で生まれた。 小さい頃から白人専用ゴルフ場のキャデイーをしていた。 大学卒業後、父と同じ教師となるが、アパルトヘイトのもとで黒人が受けられる教育を制限した法律に反発し、聖職者に転身する。 一貫して非暴力による人種差別撤廃をめざし、南アフリカに対する経済制裁やオリンピックなどでのボイコットを国際社会に呼びかけた。 パスポートを取り上げられ、脅迫状が届いたが、ひるまなかった。 委員長を任命された真実和解委員会では、2万人を超える被害者の訴えを聞き、7千件以上の恩赦の申請を審議した。 アパルトヘイトでは、多くの人々が虐殺された。しかし、 「悲惨な現実から目をそらし、忘れようとした者は、それを繰り返してしまう。 傷を癒すには、傷口を開き、消毒し、絆創膏を貼るしかない。 南アフリカではそうすることで、敵だった人が友人になることができた」 ☆南アフリカでガンジーによって蒔かれた非暴力の種は大きく育ち花開いている。 ガンジーは南アフリカにおいてどのようにして非暴力の運動を実践したのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月02日 12時25分29秒
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