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2007年09月02日
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電車に乗って以前勤務したことのある町を散策する。
駅前に白餡の饅頭屋があって、家内が好きなので少し買う。
古本屋を覗いたら「大法輪」があった。
目次をめくると、日本エドガーケイシーセンターの光田秀さんの「エドガー・ケイシーの霊的哲理と仏教」という記事があった。
光田さんのことは、「賢者たちのメッセージ」で知った。
斉藤一人さんや五日市剛さんとの対話も納められている。

ということでこれはきっと私に求められるために待っていたに違いないと買い求めてきたのである。

ブッダの教えの究極の目標は何であろうか?
・・・
私の理解するところでは、それはブッダの教えを実践する人々をして「悟り」に至らしめることである。
より正確には「阿羅漢の悟り(ニルバーナ)」に至らしめることである。
阿羅漢とは何か?
それはあらゆる煩悩と執着を断じ、カルマを越え、輪廻転生から解脱した人をいう。
したがって、仏教本来のゴールは、人々をして輪廻転生とカルマを越えさせることにあるはずである。
そしてその目標を達成する具体的な方法として、ブッダはさまざまな修行法を人々に示されたのだ。
私たちが貪・瞋・痴(トン・ジン・チ:貪り、怒り、愚かさ)の3毒を克服しようと努力するのも、そのゴールを達成せんがためであり、それによって人格の向上がはかられるとしても、それは本来的な意味からいえばあくまでもゴール途中の成果であって、それ自体が目的ではない。八正道を実践するのもその一事のためである。
(以下略)

エドガー・ケイシーは生涯で1万5千件近い透視リーディングを行ったが、そのうち約2千件が依頼者の前世を透視するライフリーディングと呼ばれるものであった。


(キリスト教圏でありながらケイシーが前世を語ったことから、後に教会から破門される)

ケイシーからライフリーディングを受けた1200人中18人が「今回の転生をもって輪廻の束縛から離れる」ことを明示された。
この18人中14人が女性であった。
さらに既に転生を超えた人々が、人々に奉仕するためにあえて肉体に入るケースをリーディングは認めている。
そのような人々を「使命をもって転生する人(reincanation with a mission)」と呼ぶことがあったが、そういう人が数人は認められる。
仏教でいう「菩薩道」であろうか。
しかし、ケイシーのリーディングによれば、使命を持って転生しても、彼らが再び地上の煩悩に捕らえられる危険性が常にあることを示唆している。


(光田氏はそうしたリーディングの一つを紹介される)

このリーディングは本人の母親の依頼によって、1927年2月26日にフロリダ州マイアミのハルシオンホテルで実施された。

(ケイシー夫人が1906年3月27日フロリダ州に生まれたこの人の過去生について催眠状態に入ったケーシーに質問する。ケーシーは催眠状態のまま質問に答える。眠れる預言者と言われるゆえんでもある)

ケイシー 過去生については次のようである。
 この人はフランスの宮廷の人々のアイドルで、名をブリードラといい、人々に喜びと平和、幸福を与えることによって進歩を遂げた。
それによって楽しい生活と贅沢に囲まれた地位を得たが、それを誤用することがなかった。
この人は言葉においても、行いにおいても、常に人々に捧げつくしたからである。
たくさんの人にとってこの人は注目すべき存在となった。
言葉と行動によって自分を表現したいという願いが、当時からの衝動となって今に現れている。
人々の生活に多大な影響を与えるような仕方で教え、訓練し、朗読する能力があるのはこのためである。


(さらにギリシャ時代、エジプト時代の前世について語られる。いずれの時も奴隷にも喜びを与え束縛から解放したり、その信仰が人々に喜びを与えたことが示される)

十字架へ導くあの道にしっかり留まりなさい。
主の中にこそ光はあるからだ。
この実体の努力を通してその光を身に現すならば、今回の人生をもって地上での転生を超える境涯に到達するという無上の喜びを、この実体は得るであろう。
というのもこの実体は多くの人々をしのぐあの向上の領域に至っているからである。
善用せよ、さればすべては益になる。


光田氏はケイシーの転生論を仏教の輪廻と比較してこう述べる。

ケイシーの転生論の中で、ブッダの転生論における「渇愛」に相当するものは「原罪」である。
ケイシーの解釈する「原罪」とは「自己(self)」である。
「自己」が諸悪の根源であるとケーシーは見る。
・・・
ケーシーのリーディングでは、「自己を失え(lose self)」ということが強調される。
自己を失うとは、アイデンティティーを放棄することではない。
自らの意思をより高次の存在原理に合致させるという意味で、自己を失うのである。。
わたしたちは低位の自己を失うことで、本来の自分を自由にすることが可能になる。
ケイシーは、より高次の存在原理がキリストにおいて体現されているという認識に立って、
「主のうちに自己を失え(lose self in Him)」
という言い方をすることもあった。
またケイシーは、仏教で言う真言・マントラに相当する祈りの言葉(アフォメーション)を依頼者に与えることがしばしばあった。
その代表的なものとして次のものがある。
「私の意思ではなく
おお主よ
あなたの御心が私のうちに
私を通して行われますように
私の為すことがすべて
あなたが私に望まれるものと
等しくなりますように」


☆この祈りの言葉はマザーテレサの次の祈りの言葉と同じである。

 わたしを通して輝いてください
 Shine Through Me

親愛なる主よ
わたしがどこに行こうと
あなたの香気を放つことができますように
お助けください

わたしの魂を
あなたの霊といのちであふれさせてください
わたしの人生のすべてが
ただあなたの光の輝きだけとなりますように
わたしの全存在に染み込み
捕らえ尽くしてください

わたしを通して輝き
また
わたしの中においでください
わたしの出会うすべての魂が
わたしの魂においてあなたのみ姿を感じられますように
主よ
人びとに目を向けさせ
もはやわたしではなく
あなただけを見させますように

わたしの中におとどまりください
そうすれば
わたしはあなたのように輝いて
人びとの光となるように輝き始めるでしょう
主よ
光はすべてあなたからのもの
その一閃もわたしのものではありません
それはあなたなのです
あなたがわたしを通して人びとの上に輝いているのです

あなたが最も愛される方法で
あなたを賛美させてください
それは
わたしの周りの人びとの上に輝くことです

説教せずにあなたを宣教させてください
言葉ではなく
わたしの生き方によって
人をひきつける力によって
わたしの行いが
人びとに共感をもたらすことによって
わたしの心があなたに抱いている愛の明らかな充満によって
あなたを説くことができますように

アーメン








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最終更新日  2007年09月02日 21時33分25秒
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