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テーマ:報徳記&二宮翁夜話(503)
カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
静岡市の友人のHさんから年賀状をいただいた。 「お変わりありませんか?もっとも『GAIA』がずっと続いているのでお元気のことと思います。すごい労作ですね。」と添え書きがしてあった。 Hさんとは2年ほど前に上野の公園で偶然の出会いがあった。ちょうど国立博物館で琵琶湖のほとりの寺の有名な十一面観音像の特別展示があり、帰る途中、国立西洋美術館前でHさんに出くわした。 観音様のお導きというものであろうか、もう10年近くお互い会っていなかったので思わぬ奇遇をお互い喜び、銀座ライオンまで出かけてビールで乾杯したものだ。 その折、ブログを書いているというと、どうやれば見れるかというので、○○で検索すればすぐわかると言うと、すぐにGAIAにHさんからメッセージがあったものだ。 それ以来、たまにでも見ていただいているようである。有り難いことである。 1月9日静岡に用事があって行くつもりだが、Hさんが暇だったら夕方お声をかけてみよう。 「暇?静岡駅前で乾杯できる?」って。 鈴木藤三郎「米欧旅行日記」日めくり 5日 (明治三十年)一月二十日 晴 早朝ヨリ正午迄翻訳書類ヲ取調ル。午後ヨリ市中ヘ行、ラスペ商会及郵船会社ニ行、而シテ午後六時帰宿ス、是ヨリ旅装ヲ調ヒテ、此の夜十時五分ビクトリアステンシヨン発シテ蘓国グリーノツク市ニ向フ。 「訳・注 鈴木藤三郎「米欧旅行日記」(「森町史 資料編四 近現代 別冊」) (「報徳記を読む会」鈴木藤三郎顕彰号第3集 *は原文の注、※は「報徳記を読む会」注) 読みやすくするため、カタカナをひらがなにするなど、改めた。また、会社の住所表記等一部省略した。 (明治30年)1月17日 日曜 晴 午前10時三井の渡辺専二郎氏が来て1時ごろまで談話して帰る。午後より書状をしたためる。この夕方私は今井氏と公園に行き、雪の景色を見て散歩する。この日手紙を書く。 1月18日 晴 早朝より三井及びハミルトン会社の送り状並びに見積書明細等を翻訳して記録に載せる。 1月19日 曇り 今日早朝よりタンクの製図をなし、夕方までに同図を封入して日本に送る。この日午後3時頃アーレンス・セッフィル氏が来て、器械発注の契約書にサインする。 この日今井氏はアメリカの角糖の説明書を翻訳する。この夜三井より山本氏が来て注文品の契約書を持参した。 1月20日 晴 早朝より正午まで翻訳書類を取り調べる。午後より市内へ行き、ラスペ商会及び郵船会社に行き、そして午後6時宿に帰る。これより旅装をととのえて、この夜10時5分ビクトリア駅を出発して蘓国(スコットランド)のグリーノツク市に向かう。 1月21日 曇 午前7時30分グラスゴーに到着する。これから直ちにスチワード会社に行き、メインパイプの図面を請求する。これよりワツソンレードロー社に行き、工場を見物し、分蜜機の製品を求める。これよりワッソンレードロー会社に行き、無気缶の製品を見る。そして同社長は私をクラブに案内して昼食をご馳走してくれた。これよりまたデースチワード会社に行き結晶器(アパラタス)の構造について相談した。これより午後7時当市を出発して8時10分グリーノック市に到着し、タンタインホテルに宿をとる。 1月22日 曇り大風 午前10時より当市ヒウストン会社の工場に行き、社長ヒウストン氏に面会する。これより兼ねて当会社に注文した器械の構造について相談する。午後2時より市内を散歩して宿に帰る。 1月23日 晴 午前10時よりヒウストン工場へ行って、事務長に面会する。これより同氏の案内で当会社の新工場を見る。また製図師に面会して総設計の相談をする。午後3時より当市の博物物を見物する。 「ツキを呼ぶ魔法の言葉ゴールドラッシュ」マスオさん朗読CDほかを聞くこと585回 今野華都子先生の講演会のCDを聴くこと905回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月05日 03時27分34秒
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