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カテゴリ:木谷ポルソッタ倶楽部ほか
旅にでないワインの話
ドイツの物産展を開催したらね、これが好評で、特にドイツワインが飛ぶように売れたんだ。 すると、『あのワインをうちの町でずっと飲むことはできないだろうか』と商工会のメンバーが言う。 ところがこのワインは、「旅に出ないワイン」と言われて、そこに旅をしないと飲めない。そのくらい貴重な、少量だけど非常にうまいワインだ。商工会長自らドイツに行ったが分けてもらえない。 そこで町長とその町役場の人と通訳でドイツに渡った。 それで苦しんだんだけどうまくいかない。 最後の日、向こうの商工会が招待してくれたので 『未来の子供達にあなた達が作ったヨーロッパでも有名なこのワインを飲ませてあげたい』と頼んだんだ。
ただ、これほど、今夜ほど私は自分が通訳をしていてよかった。 こんなに感動した夜はありません』というふうにマチ子さんが言う。
そのために直入とクロツィンゲンの頭文字を取ったナークロという会社を新たにつくって、ワインを上陸させて、直入町の皆さんの期待に答えてあげようじゃないかと話しているですよ』
こんな農村であんなことをやってあいつらはドイツかぶれだという陰口もある。 それなのに、こうしてまだ数回しか会ったことのないドイツの友人が私たちの夢を実現してあげようという、そう思うと泣けて泣けて仕方がなかったという。
誰もやらないということを知りなさい」
気がついたあなたがやらなければ、誰もやりませんよ。 そういうことを教えられた気がすると。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月02日 18時55分42秒
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