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2014年09月01日
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現代に生きる報徳4 トヨタの源流には報徳がある
『かいびゃく』平成7年10月号に「今も生きる福山滝助の報徳」という「星野雅良氏に聞く」という記事が載っている。
 星野さんのお住いの山吉田地区に初めて報徳社が作られたのは、1882年(明15)9月で、福山滝助の指導による。福山は袋井市、森町などを中心に報徳社を作り指導した。それを伝え聞いた山吉田地区の若者が「ぜひ当地区でもご指導頂きたい」と願い出た。これが三河地方(愛知)の報徳の始まり」である。
福山の利息金貸付けを中心とした活動で、多額の借金に苦しんでいた多くの村の人たちを自力更生させた。福山は「日掛け縄ない」や善種金の積立て、余罪の推譲による相互扶助など熱心に指導した。
星野氏は「トヨタの源流には報徳がある」と言われる。
 豊田佐吉は、慶応3年(1887)浜名湖畔の山口村(今の湖西市)に大工・豊田伊吉の長男として生まれた。父の伊吉は熱心な報徳信奉者で、福山滝助の高弟・松島吉平の指導によって山口村に報徳社が作られたときも、中心的な役割を果たした。その子の佐吉も、そういう雰囲気の中で育った。豊田紡績株式会社内の『豊田佐吉翁編纂所』が昭和8年5月に刊行した「豊田佐吉伝」に次の記述がある。「尊徳の分度生活は即ち豊田翁の感謝生活であった。豊田翁が常に人を遇すること厚く、自己に尽くすところ甚だ薄かったことは翁を知る人すべてが肯定する。・・・尊徳のいわゆる「推譲」、即ち分度生活を守るに要する以外の自分の力は、これを国家社会へ推譲すべきという精神は、豊田翁の奉仕生活によって遺憾なく実行された。
豊田翁こそは、尊徳の教訓を全身全霊を以て実践躬行した人である。」「当時の豊田紡績会社には、報徳的な雰囲気が色濃くあったのでないでしょうか。トヨタの堅実経営、無借金経営は、そういう報徳的な精神が底流にあって、その後も受け継がれてきたのだろうと思います。」





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最終更新日  2014年09月01日 21時04分02秒



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