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カテゴリ:ネイチャー
糖尿病には大きく分けて1型糖尿病と2型糖尿病があります。
1型は体質が主な原因。 2型は、体質の他に食べ過ぎなどの生活習慣も原因で、 今回番組で扱ったのは2型糖尿病です。 血液中の糖分が高い状態(高血糖)が長期に続くと動脈硬化を引き起こし、さらにひどくなると失明、足のえそなどの合併症を引き起こします。 食事などをすると血糖値が高くなりますが、 健康な人は、すい臓のβ細胞が分泌するインスリンの働きで血糖値がすぐに下がります。 しかし、糖尿病になると、インスリンの量が減ったり、 インスリンの効き方が悪くなったりして高血糖状態が続いてしまいます。 そうなると血糖がすい臓のβ細胞を攻撃するため、β細胞がダメージを受け、やがて死んでしまいます。 β細胞が死んでしまうと、インスリンを分泌できなくなります。 しかし、血糖値が高い状態がそれほど長くなければ、まだ生きているβ細胞も多く残っている可能性があります。 β細胞が死んでおらず、弱っているだけなのであれば、 インスリン注射をすることで、元気に回復させることができるのです。 インスリン療法とは β細胞からのインスリン分泌量が少なくなってしまった患者さんに、不足分をインスリン注射で補う治療法です。 今回番組でご紹介したのは、一般的な糖尿病の治療ではかなり症状が進んでから行っていたインスリン注射を、より早い段階から行うものです。 糖尿病の状態が長く続き、β細胞が死んでしまうと、インスリンを補充してもβ細胞は回復できません。 ところが、β細胞が弱っているだけで、死滅していないのであれば、インスリン注射でβ細胞を休ませてあげれば回復して、またインスリンを分泌できるようになるのです。 インスリン療法は、入院でも外来でも可能です。 一日に3~4回打つ方法もありますし、 一日一回しか打たない方法もあります。 この治療は、インスリンの回数、量など様々な要素が絡むので、専門医の受診をおすすめします。 日本糖尿病学会には、専門医認定制度があります。ホームページなどで、お近くの医療機関を探してみてください。 また、かかりつけの医師に紹介状を かいてもらうこともできます。 李登輝元総統、“日課”のインスリン注射PR/台湾 (台北 19日 中央社)李登輝元総統は19日、糖尿病患者の治療に関するイベントに出席し、自身の糖尿病の治療状況について、インスリン注射を日課にしていると明かした。 李氏によると、1988年の総統在任中に死去した蒋経国元総統が糖尿病の内服薬治療で血管の硬化を招いたことから、自身の治療ではインスリンの投与を決めたという。また、会場に集まった多くの糖尿病患者を前に、注射時間とその後の血糖値などを記録した手帳を紹介し、病状はコントロールできるとアピールした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月21日 00時50分20秒
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