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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
「金次郎さん、今日も暑かねぇ・・・」 「金次郎さん、足元に草が生えちょうばい。採ってやるきね・・・」 「金次郎さん、ただいま。ちょいと休ませておくれ」
明蓬高校校庭にたたずむ、二宮金次郎さんと近くに住むおばあさんの会話 尋常小学校教科書より ★ 第一 「親の恩」 二宮金次郎の家は、たいそう貧乏でありました。 父母は金次郎たちを育てるために、色々苦労をしました。 ★ 第二 「孝行」 母は親類に預けた末の子のことを心配して、夜も良く寝ませんでした。 金次郎は母に願って、弟を呼び戻してもらいました。 ★ 第三 「兄弟仲良くせよ」 金次郎は朝早くから夜遅くまで休まずに働いて、二人の弟を養いました。 ★ 第四 「仕事に励め」 金次郎は、12の時、川普請に出ました。 他の人達の世話になりますから、わらじを作って、その人々に、贈りました。 ★ 第五 「親類」 金次郎が十六の時、母も死にました。 親類の人達が相談して、金次郎と二人の弟を分けて預かることにしました。 ★ 第六 「学問」 叔父は、「本を読むより、家の仕事をするがよい。」と、言いますから、金次郎は、夜遅くまで仕事をして、その後で、学問をしました。 ★ 第七 「勤倹」 金次郎は、もとの家に、帰ってきて、その荒れ果てているのを自分で直して住みました。 それからいっそう精出して働き、また倹約をして、後には偉い人になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年02月28日 02時52分24秒
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