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カテゴリ:広井勇&八田與一
新渡戸稲造の「武士道」をボーイズ・ビー・アンビシャスシリーズで取り上げるべく、関連する図書を読んでいるが、
わたしもまた、今や自分に向かって言うことができた。 “I too could now say to myself: Be no longer a Chaos, but a World, or even Worldkin. Produce! Produce! Were it but the pitifullest infinitesimal fraction of a Product, produce it, in God’s name! ’Tis the utmost thou hast in thee: out with it, then. Up, up! Whatsoever thy hand findeth to do, do it with thy whole might. Work while it is called To-day; for the Night cometh, wherein no man can work.” 李登輝氏は旧制の台北高校で英語で読まされた。 当時の旧制高校のレベルや恐るべしである。 「ある日、台北市内のいちばん大きな公立図書館で万巻の書を渉猟しているとき、 本当に偶然としか言いようがないのですが、出合ったのです。 かつて台湾総督府の農業指導担当の技官として台湾の製糖業などの発展に大きな働きをしていた新渡戸稲造という方が、 毎年、夏の軽井沢に台湾の製糖業に関係していた若き俊秀たちを集めて特別ゼミナールを開いていたことがあり、 その中心教材としてカーライルの「サーター・リサータス」を取り上げていたという事実を知ったのです。 ほとんど黄色く変色しかけたその『講義録』を手にしたとき、私は思わず飛び上がって喜びました、 そして何度も何度も読み返しているうちに、 「永遠の否定」が「永遠の肯定」へと昇華してゆく過程が次第に明確に理解できるようになり、 いまさらながらのように新渡戸稲造という日本人の偉大さに心酔するようになりました。 その結果、遂にめぐりあったのが、数ある新渡戸先生の著作の中でも特に国際的にも大きな評価を得ている『武士道』だったのです。」(p.65) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月23日 19時38分36秒
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