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2015年07月25日
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読書会会場の〇〇センターにつくと先日、「〇〇君の定年退職を祝う会」を開催した〇〇君が先に来て

机の配置を整えておいてくれた。

「〇〇さん、赤いものを身につけているって言っていたでしょう。

おいに還暦祝いに 赤いものをいただいたから 貰ってくれる 自分は身に着けないから」と

赤いブリーフ、肌着、靴下のセットをいただいた。

「ありがとう」と有難く頂く。

〇〇先生から 「赤いものを見につけた方がいいですよ」と言われたということを〇〇君は、覚えていてくれたのだ、感謝!


一番若い〇〇君が来て、〇〇さんは遅れると言う連絡が入ったので、読書会を始める。

二宮先生語録213から読む。

214は二宮金次郎が四書を読んでそれを儒者の行うところと照らし合わせて食い違うことに疑問を思い、きりをもって論語などに不適切なところがあれば、削りとろうとしたが、終りまで削りとるところがなかったというものです。
ここでは錐とありますが、小刀と記録する文章もあります。金次郎の聖語を言葉だけに終わらせず、身の行いに一致させようという強い意志を感じます。このなかで「言忠信、行篤敬なれば、蛮貊(ばんぱく:野蛮な国)の邦と雖も行われん」というところで、これは蛮貊の国に行かなければわからない、桜町陣屋に行くとその民は常産なく、風俗は退廃して田地は荒れ果て貧困が極まっていた、ひそかにここは蛮貊じゃと思ったとあります。埼玉の岡田先生は不二孝の研究者で、不二孝に連なる人々は勤勉で、二宮金次郎の事業を助けた、岸右衛門も不二孝の一員で、報徳記では金次郎の報徳仕法に反対した悪人と描かれていたが間違っている、岸右衛門は桜町仕法初期から表彰されていると「報徳記」の記述に意義を唱えられています。しかし、二宮尊徳の書簡によると「岸右衛門は頑固でいうことを聞かなかった」とあり、岸右衛門自身が七、八年報徳が理解できなかったとありますから、単純化されたり、尊徳の偉大さが強調されているところはありますが、報徳記の記述はおおむね信頼するに足りる、少なくとも富田高慶が信頼するに足りると思った逸話を記述したり、自ら見聞した記録を整理したものだと考えます。





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最終更新日  2015年07月25日 17時07分13秒



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