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2017年02月02日
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カテゴリ:ネイチャー
「長高齢化社会になって、自分もいずれは認知症になるという前提で、食生活や生活環境を改善する、少しでも発症を遅らせる、程度を軽減する生活環境を整える時代に入ってきたのかもしれないね。
 先日ニュースでね、ビールの苦味成分ホップにもアルツハイマー予防の効果があると研究成果が発表されていてね、ノンアルコールビールをいろいろ買ってきて、家内にも少し進めているんだけどー認知症が発症して重くなると自分でも家族でもお互いに迷惑をかけることになるからねー日本の大手のビール会社のはなにやら添加物が多い。龍馬とかいう日本のビールメーカーでホップと麦芽だけでのノンアルコールビールを見つけたけど、家の近くでは買えない。

 そしたらね、最近近くにできた大型スーパーでね、ドイツのノンアルコールビールを得っているのを見つけてね、さすがにビール法のあるドイツだけあって、ホップと麦芽だけの純粋ノンアルコールビールなんだ、しかも酒税がかからないから、安い。

 もう自分は軽度の認知症であるくらいの自覚をもって、アルツハイマー病の進行を遅らせる、軽減させるような生活習慣を確立していく時代に入りつつあるように思える。」

「・・・・・・」


「小銭を使わなくなった」は認知症初期の兆候
読売新聞 2/1(水)
東京医科歯科大の朝田隆特任教授が1日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、認知症予防の生活術について解説した。

 朝田氏は、認知症について「初期の兆候を見逃さないことがポイント」と指摘。「何度も同じ話をする」「小銭を使わなくなった」など日常生活での行動を例にあげた。また、「認知症予備軍であっても良くなる可能性はある。運動する習慣や好奇心があるといいと言われている」とし、予防法として脳のトレーニング方法を紹介した。「年齢とともに脳の神経細胞は衰えるが、刺激を与えて鍛えればいい」とも述べた。


認 知 症  -アルツハイマー病を中心として-
元気で長生きしたいというのは誰しもの願いですが、現在65歳以上の方のうち10人にひとりが認知症にかかっていると言われ、高齢化社会を迎え認知症にかかる方が急速に増えています。少し前までは、認知症患者さんの数は日本全国で約100万人と言われていました。これが2030年には300万人に達すると予測されています。ところで一人の認知症患者さんには、平均3人の係累(家族などの関係者)がいると言われています。認知症患者さんは介護が必要になることが多く、そうなりますと、今後、本人と合わせて1200万人もの方に、その影響がおよぶことにもなる、大変な事態を招くことになる可能性があるのです。

2794人を最大29年間にわたり追跡調査を行った研究では、400例が認知症を発症、そのうち292例がアルツハイマー病であった。認知症は女性では5人に1人、男性で6人に1人、アルツハイマー病は女性5人に1人、男性10人に1人の発症可能性が推定されるとのことである。

認知症の方のうち50%はアルツハイマー病、20%が脳血管性認知症(脳梗塞などによるもの)、そしてレビー小体型認知症が20%と言われています。それ以外に認知症の10%弱程度ですが、「治療可能な認知症」の場合があります

認知症患者の半数以上を占めるアルツハイマー病では、「物忘れ」から始まり、正常と認知症との間にある「軽度認知障害:Mild Cognitive Impairment;MCI」を経て、軽度の認知症へと進み、さらにゆっくりと進行してゆきます。

人の名前や物の名前が出てこない等、年齢の割に物忘れが目立つものの、料理が作れる、身だしなみを整える等の機能に障害が無く、すなわち社会生活に支障がない場合を「軽度認知障害」と言いますが、放っておくと、この軽度認知障害の方のうち、1年当たり平均12%、4年間でおよそ半分の方がアルツハイマー病に進行するということが分かっています。

すなわち、軽度認知障害とは、将来アルツハイマー病を発症する可能性が高い発症予備軍と考えられます。この軽度認知障害の時期に発見し、適切な治療を行えばアルツハイマー病に進行することを予防出来る可能性があります。

認知症の初期には、本人も内心では、物忘れに気付き、「おかしいな?どうしよう」と不安な気持ちになることが多いようで、戸惑いをおぼえ、「認知症を隠そうとする行動」が見られることが多いのです。そのせいもあって、かかっていることに気付かれることが難しくなります。

その場を取り繕う言動とってしまうことがアルツハイマー病の特徴とも言えます。例えば、日常の診察の中で「お変わりはありませんか?」「具合の悪いところはありませんか?」などと質問しましても、「毎日、元気に畑仕事をしています」などと答えたりされることが多く、診察中の会話の中で認知症の存在を疑うことはかなり難しい

「最近のニュースはどんなことがありましたか?」と言う質問の場合、「あまりニュースを見ないので分かりません」という回答は、取り繕い反応の一つです。

「振り向き動作」とは、質問された際に、家族を頼りにして、しばしば家族の方を振り向く動作をすることです。
「今日は何月、何日ですか?」と質問すると、
「何月でしたっけ」と夫の方を振り返って尋ね、夫に話させようとします。
「昨日の晩御飯は何を食べましたか?」 
「えーっと~  何やったかな~ いつもと同じ あれやな」と家族の顔を見ながら、家族に固有名詞を出させようとしたりします。



「生活習慣病にならない食生活」

老化した脳の活性化に野菜が有用
アルツハイマー病(認知症)の予防には、食生活の改善(緑黄色野菜や魚を多く摂取し、腹八分目とし、カロリーは抑えめにする)ことが大切。
葉酸を豊富に含む葉菜や柑橘類を多く食べていた高齢男性は、加齢に伴う脳機能および記憶力の衰えが少ないことが分かった。葉酸により脳の老化が遅くなる可能性が示唆された。例えば、葉酸を多く摂取していた男性では、食事による葉酸摂取量が少ない男性に比べて、言語能力の低下が少なかった。 また、さまざまな形および図柄を模写する能力(空間的模写として知られる能力)の低下が防止されていた。葉酸はビタミンB群の一種で、ブロッコリーやホウレンソウなどの野菜や柑橘類に含まれる。

Kameプロジェクトが、1992~1994年に、非認知症の人を登録し、2001年まで、2年毎に、認知機能を評価した結果では、週3回以上、野菜又は果物ジュースを飲んだ人たちは、アルツハイマー病の発症リスクが、76%低減する。

オランダのロッテルダムで約2万人を2年半追跡し、食事とアルツハイマー病の関係を見た調査では、魚の摂取が発症の抑制因子になるとの結果が出た。  
魚(サバ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、マグロ等)を週に1回以上食べる人は、ほとんど食べない人に比べて、アルツハイマー病の発症リスクが60%減少するとの研究報告がある。魚の油に含まれるDHAドコサヘキサエン酸)が効果があるらしい。

スエーデンのカロリンスカ研究所によると、アルツハイマー病発病後亡くなった人の海馬中のDHAは、そうでなかった人の半分以下に減っていたと言う。

EPAには:1.コレステロールや中性脂肪を減らす作用、2.血液が凝固するのを防ぎ、血栓予防効果がある。3.背中の青い魚に多い食事にイワシ、さば、アジ、サンマ、ニシン、タラ、などのイコサペント酸を多く含む魚を取り入れる。

DAH(ドコサヘキサエン酸)には:1.学習記憶能力や情報伝達能力などの脳の機能におおいに関係し、認知症を予防する効果がある。2.コレステロールや中性脂肪を下げ、動脈硬化を予防する作用がある。

アルツハイマー病の予防には、スカベンジャーを含む食品を積極的にとることが大切である。それにはビタミンEのほかに、ビタミンC、カロチノイド(カロチン、リコピン)、あるいはフラボノイド(カテキン)などがある。ところでビタミンEを多く含む食品にはアーモンド、ヒマワリ油、アボガド、ウナギ、ピーナッツ、小麦胚芽、コーン油、シシャモ、サンマ、サバなどをあげることが出来る。

認知症の予防には緑茶が有効

最近の調査によると、健康なお年寄りは日本茶(緑茶)を1日5杯以上飲んでいることが分かった。また別の調査によると、アルツハイマー病の患者さんたちは日本茶をほとんど飲んでいないのに対し、健康なお年寄りは好んで飲んでいるとの報告もある。日本茶に含まれるフラボノイド(カテキン)には、抗酸化作用があり、この作用が関係しているものと考えられる。緑茶に含まれるカテキンは、老人斑の形成を、50%減少させるとの結果も判明している。

定期的な運動が認知症の発症を遅らせるという結果が報告された。認知症の発症率は、週3回以上運動を行なった者では13.0/1000人・年であったのに対し、運動が週3回未満の被験者では19.7/1000人・年であった。「適度な運動によって認知症のリスクが約40%低下することがわかった」。
カロリンスカ研究所のMiia Kivipelto博士らは,新たな試験により,中年期に運動をした人はしない人よりもアルツハイマー病(AD)その他の認知症発症率がきわめて低いことを見出し,運動をすれば,加齢による記憶障害の発症を遅らせるようだ」と述べている。

Kivipelto博士らは65歳以上の東フィンランドに住む1,449例の運動習慣を平均21年間フォローアップしたところ,中年期に週2回以上運動を行った被験者の認知症発症率が50%低く,アルツハイマー病の発症率が60%低かった。

「中年期の余暇を利用した運動は,その後の余生における認知症や認知症発病リスク低下と関連する」と結論している。「定期的な運動は,特に遺伝的に認知症に罹患しやすい人でそのリスクを低下させたり発症を遅らせたりする可能性がある。





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最終更新日  2017年02月02日 04時17分22秒
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