12372930 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

GAIA

GAIA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | 報徳記&二宮翁夜話 | 二宮尊徳先生故地&観音巡礼 | イマジン | ネイチャー | マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界 | 宮澤賢治の世界 | 五日市剛・今野華都子さんの世界 | 和歌・俳句&道歌選 | パワーか、フォースか | 木谷ポルソッタ倶楽部ほか | 尊徳先生の世界 | 鈴木藤三郎 | 井口丑二 | クロムウェル カーライル著&天路歴程 | 広井勇&八田與一 | イギリス史、ニューイングランド史 | 遠州の報徳運動 | 日本社会の病巣 | 世界人類に真正の文明の実現せんことを | 三國隆志先生の世界 | 満州棄民・シベリア抑留 | 技師鳥居信平著述集 | 資料で読む 技師鳥居信平著述集  | 徳島県技師鳥居信平 | ドラッカー | 結跏趺坐 | 鎌倉殿の13人 | ウクライナ | 徳川家康
2017年05月12日
XML
平成29年5月11日現在
「遠州報徳の師父と鈴木藤三郎」

全133館
国立国会図書館 1件
都道府県 11件
埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 長野県 富山県 静岡県 徳島県 香川県 佐賀県 鹿児島県 鹿児島県立奄美

市立図書館 74館
恵庭市 北見市 帯広市 江別市 京極町 別海町 厚岸町 新冠町 比布町 青森市 八戸市 五戸町 二戸市 岩泉町 名取市 金ケ崎町 大槌町 郡山市 新地町 会津若松市 いわき市 南会津町 日光市 那須烏山市 真岡市 桜川市 越生町 江東区 相模原市 藤沢市 厚木市 海老名市 伊勢原市 葉山町 御殿場市 掛川市 磐田市 湖西市 浜松市 下田市 三島市 菊川市 富士市 静岡市 袋井市 森町 小山町 岡崎市 白馬村 南魚沼市 五泉市 新発田市 滑川市 富山市 黒部市 羽咋市 加賀市 南丹市 大阪市 尼崎市 あわら市 大洲市 土佐市 宿毛市坂本 三好市 佐世保市 日田市 臼杵市 上天草市 都城市 日置市 姶良市 指宿市 北谷町

大学図書館 47館
東京大学 京都大学 北海道大学 東北大学 九州大学 九州理系 岩手大学 福井大学 高知大学 徳山大学 長崎大学 酪農大学 桐蔭横浜大学 北海道教育大学 大阪教育大学 北海学園大学 聖隷クリストフアー大学 東京農業大学オホーツク校 東洋大学 鹿児島県立短期大学 沖縄国際大学 高知工科大学 駒澤大学 昭和女子大学 近畿大学 関西国際大学 武庫女子大学 立命館アジア太平洋大学ライブラリ 群馬県立女子大学 聖心女子大学 法政大学 青山学院大学 東洋大学 西南学院大学 金城学院大学 関東学院大学 國學院大學 神戸学院大学 鳥取短期大学 鹿児島純心短期大学 九州産業大学 神戸学院大学 福岡大学 東北学院大学 山梨学院大学 放送大学神奈川学習センター 大倉山精神文化研究所


やまなし学研究2017 開講
~一つのテーマを深く掘り下げる7回講座~
~前期コース「中世から近世にかけての甲州」~
山梨学院生涯学習センターは4月26日、「やまなし学研究2017」第1回講座を開講した。やまなし学研究は、前期コースと9月開講の後期コースがあり、テーマに関心があり、積極的に参加できることを条件に受講者を募っている。この講座は毎回好評で講義室が満席になる盛況ぶりを呈している。今回の講座も一昨年から試みられた講義方式で、全講座を一人の講師がテーマについて解説するスタイルで行われ、深くテーマを掘り下げた講座を展開する。今年度の前期コースは、戦国時代の武田家の隆盛から滅亡までの中世から、近世の江戸時代に浅野長政が築造した甲府城について学ぶ「中世と近世にかけての甲州」。歴史考古学が専門の帝京大学大学院文学研究科教授で山梨県立考古学博物館館長の萩原三雄氏が講師を務める。後期コースは、「山梨の風土と政治」が9月から予定されている。前期コース第1回目は「武田信虎と甲府開府」と題したテーマで講義が行われた。会場の山梨学院クリスタルタワー生涯学習センター講義室は今回も満席になる盛況ぶりで一般91人、本学学生8人、合計99人が参加。熱心に話しに聞き入った。講義後半コーディネーターを務めた椎名慎太郎山梨学院大学名誉教授が参加者に意見を求め、質疑応答が行われた。
山梨学院生涯学習センターは、本学が持つさまざまな『教育・学習資源』を地域に開放し、地域の人々との柔軟な協働を通して、現代社会の要請に応えうる多様な生涯学習事業を年間を通じて展開している。「やまなし学研究」は、山梨の文化・社会・風土・歴史など多様な観点から課題や今後の可能性を検討する講座。講座は、本学学生が総合基礎教育科目として履修することが可能で、一般社会人と同じ講義室でともに学ぶユニークな地域学研究。4月からの前期コースと9月からの後期コースに分け、ともに受講生を募集する形で行われる。今年度の前期コースは「中世から近世にかけての甲州」が研究テーマ。4月26日より7月19日まで隔週水曜日に開講される7回講座。山梨学院クリスタルタワー6階生涯学習センター講義室で行われる。

開講にあたって永井健夫生涯学習センター長は「やまなし学は今年度で14回目の開催となります。講師が一人で7回全て講義し、一つのテーマを深く掘り下げるスタイルは、一昨年度から始め大変好評だったこともあり、今年も同じ形で詳しく学べる機会を作りました」と挨拶した。前期コースの講師は、歴史考古学が専門で帝京大学大学院文学研究科教授・山梨県立考古学博物館館長の萩原三雄氏があたり、7回にわたり講義する。今回の講座は、文献資料が乏しい時代を読み解くために、人間の過去の発展をその遺物を通して研究する考古学見地から検証する。第1回目は「武田信虎と甲府開府」のテーマで行われた。平成31年、武田信虎がつつじが崎に館を構えて開府してから500年になる。武田家というと信玄のイメージが強く、父親の信虎は『暴君』で子によって追放されたという負のイメージが勝ち、あまり知られることがなかった。講座では、歴史考古学の切り口で、信虎が乱れた甲斐国を統一し、甲府の城下町を開府するなど画期的な政策を推し進め、武田家の基盤を築いた足跡を解説した。萩原三雄氏は「武田家の守護所は現在の石和、八代、塩山、山梨市など峡東地域に置いていたが、信虎は戦が絶えなかった甲斐国を統一し、大いなる決意を持って、甲府つつじが崎に館を移し開府。鎌倉の地理的側面や京都の町並みに倣った城下町を整備し国衆ら家臣を集住させた。信虎は悪いイメージが根付いているが、そのようなことを示す資料はなく追放を正当化する目的に流布された可能性がある。実際は武田家の礎を築いた苦労人。信虎は歴史の記憶を伝承するべき人物」と解説した。萩原氏の巧みな話に講義室を埋めた91人の一般参加者と8人の本学学生が熱心に耳を傾けメモを取っていた。講義後半では椎名慎太郎山梨学院大学名誉教授がコーディネーターとなり、参加者との質疑応答がなされた。

◆前期コース:「中世から近世にかけての甲州」
講師:萩原三雄(帝京大学大学院文学科教授・帝京大学文化財研究所所長・山梨県立考古学博物館館長)

日程(毎水曜日) テーマ
第1回 4月26日 武田信虎と甲府開府
第2回 5月10日 武田信玄の偉業
第3回 5月24日 甲斐金山と鉱山技術
第4回 6月 7日 中世在地土豪の世界
第5回 6月21日 新府落城と武田勝頼
第6回 7月 5日 甲府城築造と織豊城郭
第7回 7月19日 甲府城天守の謎

後期コースは、椎名慎太郎山梨学院大学名誉教授が講師となり「山梨の風土と政治」のテーマで9月20日から12月13日まで7回の講座を予定している。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2017.4.27





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年05月12日 00時49分59秒



© Rakuten Group, Inc.