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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
きのう、静岡の友人から送っていただいた お茶を飲んだ。
しっかりした渋みとうまみのある新茶だった。 「今年は、桜が1週間から10日遅く、いつもの年と違った季節の移ろいを感じています。新茶についても、通常は5月のゴールデンウィークには最盛期を迎えていますが、 今年はいつになく遅い収穫になっています」 とあり、日本の四季の変化への憂慮が述べられていた。 こちらからはなかなかお返しもできないので申し訳ないのだが、 いつもその気持ちに感謝している。 また、広島の〇〇さんからもお手紙をいただいた。 「USBをお借りし、第二集の立派な製本できました。 これから二宮尊徳の思想が見直され、評価されることでしょう。 読書会がますます充実してきました。」 〇〇さんは広島で読書会を主催され、先日「報徳記を読む」第1集を読了したので、第二集を送って下さいとメールをいただいたのだが、第二集は絶版のためUSBを送っていた。 「報徳記を読む」全4集は、来るべき世代の読書会で「報徳記」の原文を輪読してもらうために、全ルビと現代語訳で刊行したもので、 広島の〇〇さんたちの読書会が本来の目的で使用していただけることに心から感謝している。 送られて来た資料代はそのまま「八田與一と鳥居信平」刊行の前金として印刷会社に送っておこう。 このところ、私的なことで会合の出席や遠出は自粛し、gaiaも新しい資料の掲出は控えている。 「お父さん、白髪が増えたね、心労じゃないの」ときのう、家内に言われたが、たしかにそういう面もあるかもね。 一昨年前〇〇先生に言われた。 「人間は使命が終わるまで死にません」 いまだに私の使命とは何か模索している状態ではあるが、使命とやらを果たしてこの世を去りたいものである。 森信三先生は『修身教授録』のなかでおっしゃっている。 「すなわち人生の意義とは、たとえて申せば、ここに一本のローソクがあるとして、そのローソクを燃やし尽くすことだとも言えましょう。つまり半分燃やしただけで、残りの燃せさしをそのままにしておいたんでは、ローソクを作った意味に叶わないわけです。つまりローソクは、すべてを燃やし尽くすことによって、初めてその作られた意味も果たせるというものです。」 「田畑を耕す農夫も、また工場に働く職工もみな同様であります。すなわち万人いずれも唯一無二、何人にも任せられない唯一独自の任務に服しているわけですが、只(ただ)それに対する十分な自覚がないために、生涯をかけてその一道に徹し、もって国家社会のお役にたつほどの貢献がしがたいのです。 たとえば今一人の農夫が、農業の道を通して真実に生きようと決心して、永年その研究を重ねていったならば、いつかは他の人々の参考になるような農事上の発見もできるでしょう。・・・ そもそも人間界のことというものは、一人の人間が自己に与えられた職責に対して、真に深く徹していったならば、その足跡は必ずや全国各地の同じ道を歩んでいる幾多の人々の参考となり、その導きの光となるはずであります。」 『報徳記を読む』シリーズが、全国各地の同じ道を歩んでいる幾多の人々の参考となり、その導きの光となることを祈念する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月28日 05時01分53秒
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