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カテゴリ:イマジン
「トキワ荘」天井板に自画像=解体時、手塚治虫さん描く-記者クラブ保管
2019年02月20日 故手塚治虫さんら日本を代表する漫画家が暮らし、ファンの間で聖地として知られた東京都豊島区のアパート「トキワ荘」。1982年に解体された際、手塚さんが自画像などを描いた天井板が警視庁の記者クラブに保管されている。「漫画の神様」が亡くなって今月9日で30年。来年完成するトキワ荘を復元した博物館で、展示される見通しだ。 トキワ荘は豊島区南長崎(旧椎名町)にあった木造アパートで、手塚さんは53~54年に過ごした。その後も、藤子不二雄さんや石ノ森章太郎さん、赤塚不二夫さんらが次々と移り住み、数々の名作が誕生。老朽化により82年11月末に解体が始まった。 当時取材した記者らによると、池袋署の記者クラブを拠点とする報道機関数社が解体作業に気付き、手塚さんに電話した。「煮炊きした煙やにおいが染みこんだ天井板を記念に譲ってもらう」と話したため、翌日にトキワ荘で会うことになった。 手塚さんは柱を懐かしそうに眺め、「この傷は描けない時にGペンで付けたものだ」などと思い出を語った。はがした天井板(縦約85センチ、横約30センチ)に「何か描いてほしい」と記者がフェルトペンを手渡すと、手塚さんは「リボンの騎士」の主人公サファイアと、汗をかきながら机に向かう自画像を描いてくれた。 元産経新聞記者の安藤徹さん(68)は「大ファンだった。電話が折り返しかかってきた時は驚いた」と振り返る。手塚さんが依頼を快く受けたことについて、元NHK記者の小俣一平さん(67)は「各社の記者が集まり、それぞれの仕事をする記者クラブもトキワ荘と一緒だと思ったのではないか」と想像する。 天井板は池袋署の記者クラブのロッカーに眠ったままになっていたが、91年に当時の記者が貴重な物だとして額に入れて保管した。その後、同署の改装工事に伴い、新宿署のクラブに移された。 豊島区は来年3月、トキワ荘を跡地近くに復元し、「マンガの聖地としまミュージアム(仮称)」として開館する。天井板も寄贈を受けた上、展示する考えだ。小俣さんは「僕たちの大切な思い出だが、ファンにとっては宝物。多くの人に見てもらえれば」と語った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月20日 19時51分22秒
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