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カテゴリ:パワーか、フォースか
2006年6月24日の
ある内科医の本より抜粋 「毎日、腹式呼吸を。そして短くても日記をつける習慣を。」 その方は、年齢が40歳近い、食料品を扱う店の支店長でした。 ところが、他店に比べ成績が振るわないため、上司から厳しく言われ、30人の店員を日々叱咤激励し、自らも仕事を家に持ち帰る日々でした。にもかかわらず成績は一向にあがりません。 次第に眠れなくなり、仕事への集中力もなくなり、イライラもつのるばかりです。 様子をみかねた社長が休みをとってしっかり療養するように言い渡され、自宅近くの開業医に診てもらいましたが、症状が改善されないということで、私の診察を受けにきたのです。 私はこう言いました。 「君の病気は、心の不安、過度の緊張から来たものです。ですから、君の心のなかの像を改めて人生観を転換することが大切です。」 私は丹田式の腹式呼吸の方法を教えました。 一日数回、座禅を組むようにして行うこの深呼吸では。まず息を少しずつ長くかかって吐き出します。吐き出したらそこで一度止め、さらにハアーと腹の底から呼気を一気に吐き出し、そこからようやく軽く息を吸います。 これを一度に10回繰り返すのです。 そうしてもう一つ、2週間後にもう一度診察を受けるまでのあいだ、簡単でもかまわないので日記をつけるよう言いました。 私は患者さんに日記をつけることをよくすすめます。日記をつけると、自分というものを振り返る時間をもつことができ、なぜ自分がこんなに苦しんでいるのか、その苦しみがどういう意味を持っているのかに気づき始めることがよくあります。 その日記を送ってもらって読んでいると、その都度、必要と思うアドバイスもタイミングを逃さずすることができます。私はこれを日記療法と呼んでいます。 約一ヵ月後、彼は自信を取り戻し、家庭にもやさしく接することができるようになりました。 そしてその彼から感謝の手紙が来ました。私は医師としての自分の職業に、心から感謝しました。 ☆生きるとは息(いき)るということなのでもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月30日 00時46分38秒
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