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カテゴリ:五日市剛・今野華都子さんの世界
2009年11月05日
2009年10月25日、長野県松本市の才教学園で五日市剛さんの講演会があった。 松本は鈴木鎮一先生が世界へスズキ・メソードを発信された場所であり、一度行って見たいところであった。 そこで思い立って、朝早く家を出て、松本に着いたのが 午前11時。 1時間半ほど、才能教育本部や鈴木鎮一記念館に寄ることができた。 遠くからではあるが松本城も眺めることができた。 午後1時開演の講演会もタイミングよく間に合って、楽しく五日市剛さんの話に耳を傾けることができてよかった。 冒頭、座敷童(わらし)が出ることで有名な緑風荘が焼失された話をされた。 その話の中で、緑風荘の看板と、座敷童をまつった社(やしろ)だけ燃え残ったという話の ところで「アエラ」に、ちゃんちゃんこを着た子どもが社の中に逃げ込んだのを見た人がいるという話が載っていますといわれていた。 どういう記事だろうと気になって、日曜日近くの図書館を3つばかり回ってようやく 「2009年10月19日号」を借りてきた。 目次を見ると 「座敷わらし旅館火災」現場から逃げる「着物姿の子」目撃情報・・・・・26 とある。 「それはやっぱり座敷わらしだったのかもしれない」の記事で始まり、 柳田国男の「遠野物語」の一節 「この神の宿りたまふ家は富貴自在なりと云ふことなり」 という言葉を紹介し、 「槐(えんじゅ)の間」で座敷わらしの霊体といわれるオーブ(小さな光の玉)がテレビカメラに収められ、その反響で」2011年末まで予約で埋っていたことを伝える。 さきほどの目撃情報は、伝聞情報としてだけで、目撃した人の確認がとれていないところを見ると伝説あるいはこうあってほしいという願望が生んだ情報かもしれない。 地元の人が声をうわずらせながら言う。 「火事で大焼けしてるっていうのに、着物の小僧がこの神社に逃げ込んだのを見たっていうのよ」 緑風荘のある二戸(にのへ)はまだ行ったことがない。 瀬戸内寂聴さんが住職され、青空説法をされていた天台寺もここ二戸にある。 五日市さんもここで寂聴さんと対談された。 昨年、瀬戸内寂聴さんとお会いした際、とても有意義なお話が伺えました。 クチコミで本がどんどん売れ、講演を依頼されるようになったと寂聴さんに言いましたら、 「講演だけで食べている人っているでしょ。私、何人か知っているけど、ロクな人間がいないわ。あなた、講演家なんかになっちゃダメよ。」 僕には本業がありますので、講演を依頼されても月に数回しかできませんが、今まで一度も自分を講演家と思ったことはありません。 なぜ、講演家にロクな人がいないのか、寂聴さんは熱く語ってくれました。 寂聴さんに、何気なく「幸せになる秘訣ってありますか?」と聞いたところ、こんな回答が返ってきました。 「どうしたら幸せになれるかといえば、まず自分の幸せよりも他人の幸せを考えること。そうしたら、自分の幸せが自然に達せられます。」 なるほど。なんだか分かる気がします。 アエラの記事によると、ご主人の五日市洋さんがある来館者が当時の当主に語ったというこんな話も紹介されている。 「子どものころ、父と親交があった松下幸之助さんにお会いしました。 その際、一生に一度でいいから、座敷わらしが出る緑風荘に行ってみなさいと言われました。 松下さんは着物を着た子どもに出会ったそうです」 また、ホンダ創業者の本田宗一郎も宿泊したという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月06日 07時37分21秒
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