全て
| 報徳記&二宮翁夜話
| 二宮尊徳先生故地&観音巡礼
| イマジン
| ネイチャー
| マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界
| 宮澤賢治の世界
| 五日市剛・今野華都子さんの世界
| 和歌・俳句&道歌選
| パワーか、フォースか
| 木谷ポルソッタ倶楽部ほか
| 尊徳先生の世界
| 鈴木藤三郎
| 井口丑二
| クロムウェル カーライル著&天路歴程
| 広井勇&八田與一
| イギリス史、ニューイングランド史
| 遠州の報徳運動
| 日本社会の病巣
| 世界人類に真正の文明の実現せんことを
| 三國隆志先生の世界
| 満州棄民・シベリア抑留
| 技師鳥居信平著述集
| 資料で読む 技師鳥居信平著述集
| 徳島県技師鳥居信平
| ドラッカー
| 結跏趺坐
| 鎌倉殿の13人
| ウクライナ
| 徳川家康
カテゴリ:イマジン
「バカの壁」(養老たけし著)を読んでいる。
2004年発行当時話題となり、400万部販売し流行語対象にもなった本である。 良書かどうかは「時のテスト」にかければ明らかになる。20年近く経っても訴えるパワーがある。現代社会も「バカの壁」を互いに立てコミュニケーションが成り立たない、衝突が話し合いでは解決できない場合が多い。それではどうするか? 2005年「死の壁」序章「『バカの壁』の向う側」では「それは自分で考えてください」とある。 『バカの壁』とは何か? ・イギリスのBBC制作のある夫婦の妊娠から出産まで詳細に追ったドキュメンタリーを北里大学薬学部の学生に見せた。女子生徒は「大変勉強になった。新しい発見がたくさんあった」という感想だった。一方、男子生徒は一様に「既に保健の授業で知っているようなことだった」という答え。同じものを見ても正反対くらいの違いが出た。 同じ大学同じ学部だから知的レベルに男女差はない。与えられた情報に対する姿勢の問題といえる。男は「出産」について実感を持ちたくない。だから女子のような発見ができなかった。むしろ積極的に発見しようとしなかった。 ・自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断する。ここに壁が存在する。これも一種の「バカの壁」です。 男子は「全部知っている」といい細部に目をつぶる ・常識=コモンセンスとは知識があるということではなく、「当たり前」のこと。ところがその前提となる常識、当たり前のことについてのスタンスがずれているのに「自分たちは知っている」と思うのが間違い。 ・安易に「分かっている」と思える学生は、また安易に「説明して下さい」と言いにきます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月09日 20時36分05秒
[イマジン] カテゴリの最新記事
|