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2021年10月20日
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カテゴリ:ネイチャー
過敏なかゆみ、原因物質特定 塗り薬開発に期待 順天堂大
10/18(月)

アトピー性皮膚炎などで過敏なかゆみを引き起こす皮膚のたんぱく質をマウスの実験で特定したと、順天堂大の高森建二・順天堂かゆみ研究センター長や森本幾夫特任教授らが18日までに発表した。

 この過敏なかゆみはセーターなどの毛糸や自分の髪の毛が皮膚に触れただけでも生じる。仕組みを詳しく解明すれば、即効性のある塗り薬の開発につながる可能性があるという。

 このたんぱく質「エンドモルフィン」は、皮膚の表皮の角化細胞や真皮の線維芽細胞、末梢(まっしょう)神経線維にある。通常は皮膚にある別のたんぱく質「CD26」(*)によって分解され、かゆみが適度に抑制されるが、CD26が変異して分解作用が失われると過敏になる。

 遺伝子操作でCD26を作れないマウスを生み出したところ、皮膚を弱く刺激しただけでかゆみが起き、足で頻繁にかく行動が見られた。しかし、分解作用がある正常なCD26を皮膚に注射すると治まった。


順天堂大学
担当教員の森本は、CD26分子に着目し、モノクローナル抗体の開発、cDNAの単離を世界に先駆けて行い、CD26の機能と構造の分子生物学的解明及びその臨床応用の研究に従事し、CD26分子の研究では世界の最先端を歩んでおり、免疫学分野において2011年にhighly cited researcherにも選ばれている。良質なヒト化CD26抗体の開発に成功し、フランスで悪性胸膜中皮腫を含むCD26陽性腫瘍への第I相臨床試験を施行し、特記すべき有害事象は認められず、安全性が確認されるとともに、期待される治療効果を示唆する結果も得られた。
当研究室では良質なヒト化CD26抗体の開発に成功し、CD26が正常の胸膜組織には発現していない一方で、悪性胸膜中皮腫(特に上皮型)に高発現していることを見出し、さらにマウス担がん実験においてCD26抗体が優れた抗腫瘍効果を示すことを明らかにした





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最終更新日  2021年10月20日 00時36分51秒
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