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カテゴリ:鈴木藤三郎
二宮先生語録【二八四】人身疾無れば、則ち健にして安く、疾有れば、則ち之が為めに苦しみ、又之が為めに死す。国家患無ければ、則ち豊且つ寧、患有れば、則ち之が為めに危く、又之が為めに亡ぶ。叔世国家の患、荒蕪と負債とに在るのみ。苟くも此の二患を除かんと欲せば、我が助貸法にしくはなし。夫れ助貸の法たるや、欲有るに非ず、欲無きに非ず。助有るに非ず、助無きに非ず。又増に非ず滅に非ず。正に日月とその徳を同ふす。蓋し財を施さざれば、則ち衆を済ふ能はず。徒に施せば、則ち足らざるを恐る。故に余、心思を竭すや数年なり。終に日月大地を照臨し、万物を生育するの至徳に法り、以て助貸の法を立つ。苟くも我が法に頼らば、則ち以て荒蕪負債の二患を除き国家をして豊寧に帰せしむるなり。
☆二宮尊徳の無利息貸付法は「国家の病気は荒蕪と負債にある」そこで「数年、心思をつくして、ついに日月が大地を照し、万物を生育する至徳の法にならって立」てたものである。 「いやしくも私の方法に頼るならば、荒蕪と負債の二つの患いを除き、国家を豊かで安心にすることができる」 二宮尊徳の発見し天地の李鵬にのっとって組み立てた方法は人間社会の永遠の理法にほかならない。 それを近代産業社会に応用して成功し、その真理を成功も失敗も含めてその人生で実証したのが砂糖王・発明王と呼ばれた鈴木藤三郎である。 二宮尊徳と鈴木藤三郎を学び、自らの人生に実践することは有意義であろう。 鈴木藤三郎はその願文でのべている。 「二宮先生が一生涯説かれた報徳の教えは、洋の東西を問わず、人種・宗教を問わず、幾千万年をへても、世界に生存する人類が、貴賤・貧富・男女の別なく、まことによく守らなければならない大切な教えであって、もしこれがなければ人道は衰えてしまい、何のわずらいもなしにすごすことはできなくなってしまう」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年06月08日 03時32分56秒
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