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2006.11.15
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何よりも君の死を恐れ、
誰よりも君の死を望む。


メディア 映画
上映時間 114分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (SPE)
初公開年月 2006/09/30
ジャンル ドラマ/伝記/犯罪

【解説】

ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り拓いたと
言われるトルーマン・カポーティの傑作『冷血』、その完成までの
道のりを描き出した伝記ドラマ。


一家4人惨殺事件の詳細を本にすることで新たな成功を
目論むカポーティと彼の取材に協力する犯人との屈折した
関係が生々しく綴られる。
カポーティの複雑な人物像を巧みに演じきった
フィリップ・シーモア・ホフマンはその演技が絶賛され、
アカデミー主演男優賞をはじめ数々の映画賞を獲得した。
監督はデビュー2作目の新鋭ベネット・ミラー。

1959年11月15日、カンザス州ののどかな田舎町で
一家4人惨殺事件が発生する。
翌日、ニューヨークでこの事件を知った作家カポーティは、
これを作品にしようと思い立ち、すぐさま現地へと取材に向かう。
同行した幼なじみのネルと共に事件現場や関係者を訪ねて
回るカポーティ。やがて2人の容疑者が逮捕されると、
カポーティは彼らへの接近を試み、その一人ペリー・スミスの
不思議な魅力に創作意欲を刺激される。
そして、ペリーとの面会を重ねる中で次第に彼の信頼を
得ていくカポーティだったが…。

【感想】
(どきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハート)

「ティファニーで朝食を」は有名映画ですが、その原作者は
知らない私でしょんぼり今年のアカデミー賞で
フィリップ・シーモア・ホフマンが主演男優賞をとり
初めてトルーマンカポーティーという作家を知ったのでした(^^ゞ

ですので、実際のカポーティーは知らないのですが、
パンフに載っている若い時のカポーティの写真を見ると、
フィリップのかもしだしていた感じと似ていたので、
フィリップの演技(甲高い声や舌たらずっぽい話方、
歩きかた、しぐさetc)はきっと実際のカポーティー
そっくりなのではないかと思いました。

話術にたけてパーティではまわりの人を笑わせて
楽しませて自らも楽しんでる様子なのに、その一方
僕の周りにはだれもいないみたいな
ことを言って寂しそうなカポーティ・・・
きっと、天才特有の孤独も持ち合わせていたんでしょうね・・・

カポーティーが、ふと新聞で目にした一家惨殺事件、
そしてその犯人との奇妙な友人?関係・・・
途中まで書きあげた本の朗読会でみんなを惹きつけた「冷血」
この本を完成させるには、犯人が死刑になること・・・
そして本の完成のためにそれを望んでいる自分・・

そしてとうとう控訴が却下され、犯人の死刑が確定する。
この時、カポーティーはほっとしたと思う・・・
そして本が完成すると喜んだ心もあるかもしれない・・・

ところが、本の完成の安堵、喜びが過ぎると、犯人ペリーの
死刑がきっと彼に重くのしかかってきたんだと思う・・・


本の完成のためにある意味ペリーを利用していたところも
(ウソをついたり・・・・)あったカポーティを疑うことなく
彼にお礼と別れを告げる犯人ぺリーにきっと彼は
心を痛め、罪悪感を感じ、彼の最後(処刑)を見届けることの
ショックによって彼の心の中で何かが起きたんだと思いました。


本を書くために彼を利用した自分、一方同じような環境で
育ったぺリー<一緒に育ったが、彼は裏口から出て行き、
私は表玄関から出たと言うようなことを劇中でカポーティは
言っています>と話すうちに彼が友人となり、その友人を
救わなかった、いえ見捨てた自分にずっと苦しんだかも
しれない。。。

映画としてはとても淡々としていて、地味な映画だと
思いますがじわじわくると言う作品でした涙ぽろり


犯人ぺリーを演じるクリフトン・コリンズJr.憂いがあって
やさしそうな中にも凶悪に思える表情もあって好演でした。

カポーティの幼なじみのネル役のキャサリンキーナーも
凛とした中にも思いやりも感じられて適役だったと
思います。
クリスクーパーは相変わらず渋くて素敵でしたハート

トランプ(スペード)パンフレット・・・カポーティのことや彼の著作ガイドも
載っていて中々いいです。えんぴつクリックで公式サイトへ>
カポーティ.jpg

他人に誤解されながら生きていくのは辛い。
人は僕の外見で普通じゃないと決めつける。
子供の頃からずっとだ。本当は違うのに。


あまりにも恐ろしいものに直面すると
ホットするんだ。普通の生活を忘れられる。


<パンフレットより抜粋>





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最終更新日  2006.11.16 00:12:46
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