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2008.11.27
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BLINDNESS

全世界、失明。

失明するより怖いー私だけが見えていることが


上映時間 121分
製作国 日本/ブラジル/カナダ
公開情報 劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月 2008/11/22
ジャンル サスペンス/SF/ドラマ
映倫 PG-12

【解説】

「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督が、ノーベル賞作家
ジョゼ・サラマーゴの小説『白の闇』を国際色豊かなキャスト陣で
描いたパニック・サスペンス。

ある日突然失明する謎の病気が感染症のように世界中に蔓延して
いく中、隔離施設に閉じ込められた発症者たちが極限状況で
露わにしていく様々な人間の本性を寓話的に描き出す。
主演は「エデンより彼方に」のジュリアン・ムーア。
日本からも「CASSHERN」の伊勢谷友介と「寝ずの番」の
木村佳乃が参加。

【ストーリー】

ある日、車を運転していた日本人の男が突然視力を失い、目の前が
真っ白になる事態に見舞われる。しかし、彼を診た医者によれば、
眼球に異常はなく原因は不明だった。その後、同様の患者が各地で
続出、混乱が広がっていく。感染症の疑いが濃厚となり、政府は
緊急隔離政策を発動し、発症者を片っ端からかつて精神病院だった
隔離病棟へと強制収容していく。

最初の患者を診た医者もやはり失明し、隔離病棟送りとなるが、
その際、医者の妻は自分も失明したフリをして夫に付き添うのだった。
彼女だけは、なぜか失明を免れていたのだ。
こうしてただ一人、目が見えていながら隔離病棟内に入り込んだ
医者の妻は、やがて想像を絶する惨状を目の当たりにするのだが…。

ポスター.jpg

【感想】
どきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートどきどきハートダブルハート

実はこの映画、特にご贔屓の俳優さんが出演しているわけでもなく
予告編でも、そんなに興味も引かれなかったのですが、
他に観たい映画がなかったので(笑)とりあえず観ることにしました。
いなずまトロピックサンダーの次に観たい1408は
主人が観たいとのことで主人のお休みに合わせたので)
強いて言えば、きらきらナイロビの蜂は好きな映画なので(シティオブゴッドは未見です)
この監督が好きと言えますが、あまり期待はせずに(笑)
観に行きましたスマイル
観客が少なくてびっくりしました。200名くらい入るところに
30人くらいはいたかしら?しょんぼり

さて肝心の感想ですウィンク

イセヤ.jpg
<最初に失明した男役 伊勢谷 友介・・・正直こんなに重要な役どころで
シーンが多いとは思ってもみませんでした(^^ゞ>
<泥棒役 ドン・マッケラー・・・俳優さんですが脚本家でもあって
この作品の脚本も書いています>


いきなりに日本人俳優の伊勢谷さんのシーンから始った冒頭
から『意外と面白そう』と興味は引かれたのですが
途中から、時間の長さを感じてしまい、ちょっと退屈気味(^^ゞ
じゃあ、つまらなったのかと言うとそう言うわけでもなく
「収容所に入れられたこのひとたちはどうなるのか?」
「たったひとりだけ見えている彼女は、この先どうなってゆくのか?」
など予測できない映画の結末が気になって、最後まで
飽きると言うことはありませんでしたオーケー

下矢印以下ネタばれになっています下矢印

ジャンルにサスペンスとありますし、予告編からパニックムービーと
思いこんで観てしまうと、肩透かしを食らうことになるかと思います。
内容は、SF的な部分もありますが、全体的には人間ドラマの
ような気がしました。

ガエル.jpg
<バーテンダー/第三病棟の王 
ガエル・ガルシア・ベルナル・・・バベルの時といい
今回といい、私はワルの彼ばかり見ています(^^ゞ>


極限の状態まで追い込まれた人間の心理状態はこうなるのか
追い込まれた人間はこうまでも暴力的になるもなのか
そして、そんな極限状況での、食欲、物欲、性欲までもが
人間ではなく、動物的に、あるいはそれ以下に描かれ、
文明社会が崩れると、人間はこうもか弱く、悪くなるものなのかと
人間の性悪説を見せつけられているようで、
収容所の汚い悲惨なシーンも含めて、観ていて、正直あまり気分の
いいものではありませんでしたショック

ジュリアンムーア.jpg
<↑医者の妻役 ジュリアン・ムーア ・・・オレンジの
地毛を金髪に染めて、また髪を切ってこの役に
臨んだそうです↓>

ジュリアンムーア1.jpg

ただ1人失明しないジュリアン・ムーアですが、
自分だけが見えるのだからもっと上手く立ちまわれるのでは?
とも思いましたが、もし、自分が彼女の立場だったらと考えた時、
自分もいつ失明するかわからない恐怖に怯え、、失明したら、
今自分が目の当たりにしているおぞましい世界に入ることに
なるという絶望感を感じながら、ただひとり見えていると言う責任感から、
あのような行動は、私には到底できないと思いましたわからん
そう言う意味では、彼女(の役柄)はものすごく強い女性だと感じました。
そんな風に強く描かれている女性ですが、収容所から外に出て、
スーパーで食料を得ることができ、階段に座って涙した時、
彼女の切なさ(苦悩?)を感じました涙ぽろり

マーク.jpg
<医者役 マーク・ラファロ・・・いい人が似合う彼ですが、
今回もいい人であり、人間の弱さをも見せてくれました>


ハプニングと同じで(理論や知識だけでは説明できないことも
起こると言う内容において)突然発症?した奇病(伝染病?)は
原因も不明であれば、ラスト、失明(症状)が回復するのも唐突で、
オチと言うかきっちりした原因解明はなく、また
なぜ彼女だけ見えている(いた)かと言うことも謎のままですしょんぼり
観る人によって賛否両論、好き嫌いがわかれる作品では
あるなあと感じましたわからん

私はと言うと・・・
この作品が好きか?と聞かれたら、好きだとは言えない自分が
いますしょんぼり
でも、いい映画だったか?と聞かれたら、そのように思えるとも
言えますうっしっし
相変わらずの曖昧コメントですみませんほえー

二人.jpg
<黒い眼帯の老人役 ダニー・グローヴァー
・・・リーサルウェポンシリーズ他>
<サングラスの娘役 アリス・ブラガ
・・・シティオブゴッドにも出演>
木村.jpg
<最初に失明した男の妻役 木村佳乃>

原作は世界観を限定しない、登場人物を固有名詞で呼ばない、
どこで、いつ起こったか、または、起こりうるのかということを
限定しないという設定のようで、映画もそのようになっていました。

監督曰く、この作品は人間の本質を探ると言うことが大きな
テーマになっている
とのなので、これから鑑賞予定のある方は
そういう心構えで観に行かれるといいかと思いますウィンク

カップに注がれるコーヒーコーヒーのシーンが(映像が)素敵で
希望きらきらが感じられるラストでもありましたスマイル


星11月22日(土)から公開中

パンフ.jpg
<パンフレット¥900えんぴつクリックで公式サイトへ>
<トロピックサンダーよりもお高いパンフレットびっくり
92ページと見応え読み応えありますグッド



ノーベル賞文学賞を受賞した原作の『白の闇』
時間ができたら読んでみたいなと思いました。。。

本.jpg
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最終更新日  2008.11.28 01:08:25
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