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ひろちゃん★510
映画の感想が中心で、たま~に読書、グルメ、お買い物 などの日記を書いているミーハーなブログです^^
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BLINDNESS 全世界、失明。 失明するより怖いー私だけが見えていることが 上映時間 121分 製作国 日本/ブラジル/カナダ 公開情報 劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ) 初公開年月 2008/11/22 ジャンル サスペンス/SF/ドラマ 映倫 PG-12 【解説】 「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督が、ノーベル賞作家 ジョゼ・サラマーゴの小説『白の闇』を国際色豊かなキャスト陣で 描いたパニック・サスペンス。 ある日突然失明する謎の病気が感染症のように世界中に蔓延して いく中、隔離施設に閉じ込められた発症者たちが極限状況で 露わにしていく様々な人間の本性を寓話的に描き出す。 主演は「エデンより彼方に」のジュリアン・ムーア。 日本からも「CASSHERN」の伊勢谷友介と「寝ずの番」の 木村佳乃が参加。 【ストーリー】 ある日、車を運転していた日本人の男が突然視力を失い、目の前が 真っ白になる事態に見舞われる。しかし、彼を診た医者によれば、 眼球に異常はなく原因は不明だった。その後、同様の患者が各地で 続出、混乱が広がっていく。感染症の疑いが濃厚となり、政府は 緊急隔離政策を発動し、発症者を片っ端からかつて精神病院だった 隔離病棟へと強制収容していく。 最初の患者を診た医者もやはり失明し、隔離病棟送りとなるが、 その際、医者の妻は自分も失明したフリをして夫に付き添うのだった。 彼女だけは、なぜか失明を免れていたのだ。 こうしてただ一人、目が見えていながら隔離病棟内に入り込んだ 医者の妻は、やがて想像を絶する惨状を目の当たりにするのだが…。 【感想】 <> 実はこの映画、特にご贔屓の俳優さんが出演しているわけでもなく 予告編でも、そんなに興味も引かれなかったのですが、 他に観たい映画がなかったので(笑)とりあえず観ることにしました。 (トロピックサンダーの次に観たい1408は 主人が観たいとのことで主人のお休みに合わせたので) 強いて言えば、ナイロビの蜂は好きな映画なので(シティオブゴッドは未見です) この監督が好きと言えますが、あまり期待はせずに(笑) 観に行きました 観客が少なくてびっくりしました。200名くらい入るところに 30人くらいはいたかしら? さて肝心の感想です <最初に失明した男役 伊勢谷 友介・・・正直こんなに重要な役どころで シーンが多いとは思ってもみませんでした(^^ゞ> <泥棒役 ドン・マッケラー・・・俳優さんですが脚本家でもあって この作品の脚本も書いています> いきなりに日本人俳優の伊勢谷さんのシーンから始った冒頭 から『意外と面白そう』と興味は引かれたのですが 途中から、時間の長さを感じてしまい、ちょっと退屈気味(^^ゞ じゃあ、つまらなったのかと言うとそう言うわけでもなく 「収容所に入れられたこのひとたちはどうなるのか?」 「たったひとりだけ見えている彼女は、この先どうなってゆくのか?」 など予測できない映画の結末が気になって、最後まで 飽きると言うことはありませんでした 以下ネタばれになっています ジャンルにサスペンスとありますし、予告編からパニックムービーと 思いこんで観てしまうと、肩透かしを食らうことになるかと思います。 内容は、SF的な部分もありますが、全体的には人間ドラマの ような気がしました。 <バーテンダー/第三病棟の王 ガエル・ガルシア・ベルナル・・・バベルの時といい 今回といい、私はワルの彼ばかり見ています(^^ゞ> 極限の状態まで追い込まれた人間の心理状態はこうなるのか 追い込まれた人間はこうまでも暴力的になるもなのか そして、そんな極限状況での、食欲、物欲、性欲までもが 人間ではなく、動物的に、あるいはそれ以下に描かれ、 文明社会が崩れると、人間はこうもか弱く、悪くなるものなのかと 人間の性悪説を見せつけられているようで、 収容所の汚い悲惨なシーンも含めて、観ていて、正直あまり気分の いいものではありませんでした <↑医者の妻役 ジュリアン・ムーア ・・・オレンジの 地毛を金髪に染めて、また髪を切ってこの役に 臨んだそうです↓> ただ1人失明しないジュリアン・ムーアですが、 自分だけが見えるのだからもっと上手く立ちまわれるのでは? とも思いましたが、もし、自分が彼女の立場だったらと考えた時、 自分もいつ失明するかわからない恐怖に怯え、、失明したら、 今自分が目の当たりにしているおぞましい世界に入ることに なるという絶望感を感じながら、ただひとり見えていると言う責任感から、 あのような行動は、私には到底できないと思いました そう言う意味では、彼女(の役柄)はものすごく強い女性だと感じました。 そんな風に強く描かれている女性ですが、収容所から外に出て、 スーパーで食料を得ることができ、階段に座って涙した時、 彼女の切なさ(苦悩?)を感じました <医者役 マーク・ラファロ・・・いい人が似合う彼ですが、 今回もいい人であり、人間の弱さをも見せてくれました> ハプニングと同じで(理論や知識だけでは説明できないことも 起こると言う内容において)突然発症?した奇病(伝染病?)は 原因も不明であれば、ラスト、失明(症状)が回復するのも唐突で、 オチと言うかきっちりした原因解明はなく、また なぜ彼女だけ見えている(いた)かと言うことも謎のままです 観る人によって賛否両論、好き嫌いがわかれる作品では あるなあと感じました 私はと言うと・・・ この作品が好きか?と聞かれたら、好きだとは言えない自分が います でも、いい映画だったか?と聞かれたら、そのように思えるとも 言えます 相変わらずの曖昧コメントですみません <黒い眼帯の老人役 ダニー・グローヴァー ・・・リーサルウェポンシリーズ他> <サングラスの娘役 アリス・ブラガ ・・・シティオブゴッドにも出演> <最初に失明した男の妻役 木村佳乃> 原作は世界観を限定しない、登場人物を固有名詞で呼ばない、 どこで、いつ起こったか、または、起こりうるのかということを 限定しないという設定のようで、映画もそのようになっていました。 監督曰く、この作品は人間の本質を探ると言うことが大きな テーマになっているとのなので、これから鑑賞予定のある方は そういう心構えで観に行かれるといいかと思います カップに注がれるコーヒーのシーンが(映像が)素敵で 希望が感じられるラストでもありました 11月22日(土)から公開中 <パンフレット¥900クリックで公式サイトへ> <トロピックサンダーよりもお高いパンフレット 92ページと見応え読み応えあります>
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