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カテゴリ:2009年鑑賞映画
ベッドリッジ駅、午後5時。 駅にはいつも君が待っていた。 日本で生まれた感動の実話「ハチ公物語」がハリウッドで映画化 映時間 93分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(松竹) 初公開年月 2009/08/08 ジャンル ドラマ 【解説】 長年日本人に愛されてきた感動の実話“ハチ公物語”を、本作の製作にも 名を連ねるリチャード・ギア主演で映画化。監督は、リチャード・ギアとは 2006年の「The Hoax」でも一緒に仕事をしている「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」 「サイダーハウス・ルール」の名匠ラッセ・ハルストレム。 【ストーリー】 遠い日本からアメリカへと送られてきた秋田犬の子犬。駅で迷子になって しまったその子犬を大学教授のパーカーが拾い上げる。受取人も見つからなかった ことから、放っておけずに家へと連れ帰るパーカー。妻のケイトは最初は 反対したものの、やがて子犬は家族の一員に。 子犬は首輪のタグに刻まれた漢字から“ハチ”と名付けられ、 パーカーに愛情いっぱいに育てられる。そしていつしか、ハチは毎朝駅まで パーカーを見送りに行き、夕方5時には駅でパーカーの帰りを待つようになる。 そんな強い絆で結ばれたパーカーとハチの姿は、駅で働く人々の心も和ませたいた。 誰もがその幸せな光景がいつまでも続くものと思っていたが…。 <あまりにもかわいくて購入してしまった下じきとファイル> 【感想】 <> 動物が大好きな私、特に犬と猫、究極の選択なら犬派の私なので 犬が主役のカワイソウ系の邦画は観れません(T^T) 邦画の南極物語を観れたのは、TVで放送されたものをビデオで 撮っておいて、5,6年前くらいのことでした(笑) 実話ベースと言うのがまた苦手なんですよね・・・ こう言うことが本当にあったと言うのがたまらないんです そう言うわけで、邦画は観れないのですが、洋画だとなんとか観れるから 不思議でなんですけどね(笑) と言う事で、この物語の邦画は、やはり未見です(^^ゞ まず最初、日本のお寺(らしい?笑)ところにいる子犬のハチの顔が 画面いっぱいに映し出されます。「か、かわいい~~!!!」 そこから、私、心わしづかみにされました(笑) <秋田犬の子犬って柴犬みたいって思ったら、柴犬でした・笑> 日本人にとっては、有名なお話ですし、TVでもこれでもかと言うほど 予告編が流れているのでストーリーもわかってしまっているので、 子犬のハチがパーカー(ギア)と出逢うところから、子犬のかわいい、 あどけない顔とギアのやさしい笑顔のシーンから、なぜかもう涙・・・ そこから、パーカーとハチの日常がいろいろと描かれて行くのですが パーカーが倒れて亡くなる日が来るぞ!来るぞ!と思っているものだから こんな幸せな日々は長くは続かないんだと思ってしまうものだから どんなシーンを観ても、クスッと笑える微笑ましいシーン (どちらが犬かわからない行動?笑)を観ても涙・・・ 前半は、パーカーとハチの楽しくて、幸せな毎日が描かれているにも かかわらず涙流してました(笑) そして、あんなに大好きなパーカーを駅に送りたがらないハチ、 パーカーが仕方なく1人で駅に行くと、後から追いかけて、 絶対にボール遊びをしなかったハチが、ボールをくわえて、 駅でパーカーにボール投げをさせて、大学に行くのをひき止めます・・・ この姿に(虫の知らせ?)またまた涙。。。。 とうとうパーカーが亡くなり、忠犬ハチ公と呼ばれるようになった エピソード、決まった時間になると駅で待つハチの物語になって行く 後半のストーリーなるわけですが、そのハチの行動が健気でいじらしくて、 また涙・・・ ハチに関わる人々もみんな優しくてあたたかくて涙(笑) 10年の歳月が経ち、 静かに息を引き取るハチの穏やかな顔と、その脳裏によぎっている かもしれないパーカーとの幸せな日々のシーンがオーバーラップされる映像に、 パーカーが駅から出てきて、ハチが嬉しそうに飛びつくシーンに嗚咽・・・ あ~~、もう涙が止まらない <このシーンは家だったら号泣ですね(^^;> ちょっとフランダースの犬思い出したりもしちゃいましたね・・・ ハチはやっと大好きなパーカーと一緒にいられるんだねと思うとまた涙(笑) 結局、最初から最後まで泣いていた私(笑)・・・ トイレに行ったら、鼻は真っ赤、目も充血して真っ赤と すごいことになってました。 マスカラつけていなくて良かった(笑) となりに誰も座っていなくて良かった(笑) いやあ~泣いた泣いた、泣かされた 犬が大好きな人にこの映画を観て泣くなと言うのが無理な作品でした(笑) まあ、私の涙腺が緩すぎるってこともあるんですけどねσ(^◇^;) こう書いて行くとお涙頂戴物語のように思われてしまうかもしれませんが 決してそのような作品ではありません。 自然と涙が出てきてしまう作品でした。。。 私が大好きな「ギルバートグレイプ」「ショコラ」「カサノバ」の ラッセ・ハルストレムが監督なので、期待して観に行きましたが、 風景の描写の美しさ、CGで木の葉の色を変える季節の移り変わりなど 映像もとても綺麗でした 音楽も映像にあっていて、いいなあと思ったら、「ネバーランド」で アカデミー賞で最優秀作曲賞を受賞したヤン・A・P・カチュマルクと 言うかたでした。<ネバーランドも好きなので^^> 人間(物語)の視点をカラーでハチの視点をモノクロ (実際には少しブルーが入っているそうです)で描いていたのですが、 ハチの視点になった時は、自分もハチの気持ちを体感できたような気がしました^^ 愛犬家ならではのラッセ監督の手法だったようにも思えました。 愛犬家と言えば、リチャードギア、ご本人も犬を飼っている愛犬家だそうですが 秋田犬はとても気性が激しく、扱いが難しい犬なのに、彼が本当にこの秋田犬を 飼っているのでは?と思ってしまうほどイキがピッタリ(笑)で 二人の・・・じゃなくて(笑)一人と一匹の交流が、とても微笑ましかったです ギアは本当に犬が好きなんだって伝わってくるシーンばかりでした。 犬には芸をさせたくなかった・・・犬らしく振舞って欲しかったというギアの 思い通り、3匹の秋田犬たちの演技はとても自然で、だからこそ涙が出てきて しまったのかもしれません。。。 <ハチのこの目、この表情が、たまりません> ギアはロマンスグレイのダンディな大学教授という役どころもピッタリで、 妻を娘を愛している良き夫、良き父役もステキでした 妻役のジョーン・アレン、できる女とか怖い女とかでよく観ますが(笑) こういう演技も出来る人なんですねえ~ 最初は、犬を飼うことを許可しなかったのに(以前飼っていた犬が いなくなってしまったから?)、犬と一緒にヤンキースの試合観ながら ソファーで寝てしまったり、庭で自分が犬みたいにボール口にくわえたり、 そんなこどもみたいに無邪気なところのあるパーカーを愛しているのが すごく伝わりました それゆえ、彼の死が辛くて、10年もベルトリッジを離れていて、 ようやくパーカーのお墓参りにも行けるようになり、駅で再会した 年老いたハチを見て、抱きしめる姿には涙してしまいました (あのシーン、マイナス20度の中の撮影だったそうで、監督は、 呼吸するのもつらい中、彼女は、素晴らしい演技を見せてくれたと 言っていました) 帰らぬ人となったパーカーを駅で待つハチに、教授仲間(親友)の ケンが日本語で話かけるシーンは、日本への(日本のハチへの) リスペクトのような気がしました。。。 ラスト、祖父の顔を知らない孫が、秋田犬の子犬をハチと名づけて 連れて歩いて行くシーンに胸が詰まりました と同時に、よみがえったハチに心が温かくもなりました ラッセ監督の作品って、派手なところがなくて、淡々しているのですが 淡々となのに、胸に染み入ってきて泣かされてしまうんですよね(^^; でも、最後は温かい気持ちにもさせてくれるんですけど・・・ 愛犬家のギアとラッセ監督の犬に対する愛情が溢れていた作品でした! ハリウッドのリメイクはなんだかなあと言うことが多いのですがσ(^◇^;) こういう作品なら文句ナシです 8月8日(土)から公開 <パンフレット¥700クリックで公式サイトへ> いつもコメントを下さるpiyokoさんのブログに、 ブサかわ秋田犬 わさお という記事がありました。 かわいい?(笑)ので、犬好きなかたは、そちらもご覧になってみて 下さいね ブサかわ秋田犬 わさお <TOHOシネマズ・六本木ヒルズで鑑賞> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.21 00:59:53
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