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8月13日のブログにて予告していた、『デトロイト・メタル・シティ』の感想です。
他のブログを見ていると、原作ファンは「まあまあ良かった」という感想が多いようですが、 私もそうです。 「まあまあ」良かったです。 『デトロイト・メタル・シティ』って、基本的に「キャラで笑わせるギャグマンガ」 という理解だったんですよ。 なんといってもキャラが濃いですからね。 渋谷系に憧れているのにデスメタルをやらされている主人公(クラウザーさん)。 有名になりたいだけのギター。 ただただ変態なだけのドラム。 ただただぶっ飛んでいる社長、などなど。 だから、クラウザーさんが街中を全力疾走しているだけで面白いんです。 製作陣は映画にするにあたって、キャラ重視のドタバタ「バカ映画」にするのか、 キャラ重視をやめて「ストーリー映画」にするのか悩んだと思うんです。 ―――で、結果的に「ストーリー映画」になっています。 「悩める青春をコメディタッチに描いている」という感じです。 だから、「バカ映画」を期待したら負けです。 逆に「ストーリー映画」としては、上手にまとまっています。 デートで観にいっても大丈夫でしょう。 「マツケンってやっぱりすごいよねー」とか(DMCを知らない)若い女性が言ってそうです。 キャラで笑わせようとはしていないので、主人公&社長以外のキャラの扱いはぞんざいです。 特に、カミュとか他のバンドとか。 そういう点ではちょっともったいない気もしますが、ストーリーを素直に追わせるためには 仕方なかったのでしょう。 (以下、ネタバレのため反転文字) でも、他のバンドとの対決シーンの決着のつかせ方だけはようわからんかった。 はしょり過ぎの感あり。 ただ、オシャレ四天王・アサトヒデタカだけは、原作より面白かったです。 ほんとにいそうだもん、こんな人。 観に行く前のアドバイスとしては、「笑いに行こう」と思うと肩透かしを食らう 可能性もあるので要注意です。 しかし、5分に1回はちゃんと笑えますよ。 ――― 8月13日のブログの続きですが、竹財輝之助さんも試写会に行ったのに観れなかったそうです。 やっぱり芸能人の方も、たくさんいらしたんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.25 20:09:22
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