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『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

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2008.09.16
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「雇用・能力開発機構のあり方検討会」(以下、検討会)に出席してきました。
(私は検討会の委員をしています)

今日は舛添要一厚労相も出席なさっていましたので、マスコミの方がたくさんいらしていました。


ご存知ない方のために雇用・能力開発機構とはなにかを簡単に説明すると、
失業者のために再訓練をする団体だと思ってください。

特に最近は、失業率が増加しているのに製造業は人手不足なので、
ものづくりの人材を養成しています。


その雇用・能力開発機構は、「行政減量・効率化有識者会議」で廃止(都道府県への移管)
の方針が打ち出されており、それはニュースにもなっています。

雇用・能力開発機構、行革有識者会議が「廃止を」(asahi.com)


私は検討会の委員として、これまですべての検討会の会議・見学会に出席し、
膨大な量の資料を読み込んできました。

そして、さんざん考えた結果、個人的な意見としては、雇用・能力開発機構には
やはり改革が必要だと思います。



しかし、単に都道府県に移管しただけでは失敗するのではないかと。

財源を多少付けたところで、財政的に体力のない県は現在の失業者対策の規模を維持できません。
教える人材の固定化も起きます。地域格差が広がるだけです。

「規模の経済」を考えると、失業者対策は国が一元的にやったほうが効率的です。
でも、そういうコスト感覚のない人が「廃止、解体」と言うのかな?(これは反論がきそう……)


だからといって、雇用・能力開発機構を現状のまま温存するのも妥当ではありません。

過去のムダ遣いが二度と起きないように、外部のチェック機関を導入し
国民が見てもわかりやすい組織への改編が必要でしょう。
そもそも「雇用・能力開発機構」という名前自体わかりにくいんじゃないかと。

(過去のムダ遣いもこの団体の責任ですが、
 口利きをしてきた政治家の責任も大だと思うんですけど


ちなみに、(当検討会とは直接関係ないですが)よくやり玉に挙がる「私のしごと館」は
いらないと思います。
ただ、いらないからと言って更地にすべきかというと、それは違うと思うんですよね。
それでは解体コストがかかるだけです。


まっ、検討会では、自分の意見を思う存分に発言します。


―――と、たまには真面目なことを書きたかったので、ブログに残しておきます。






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最終更新日  2008.09.17 02:03:22


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