カテゴリ:映画・演劇・ライブの感想
神山健治監督の『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』を観ました。
今回は多少、ネタバレもあります。 『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』 オリジナル・サウンドトラック [ 下村陽子 ] 1行で書きますと、 「倉敷に住む女子高生が、父親が突然逮捕されたので、父親を助けに東京へ行く」 という物語です。 メインストーリーはシンプルなはずなのですが、 私のような凡人には、正直なんだかよくわからなかったです・・・。 地元の倉敷から大阪に出てくるあたりまでは、まだ面白く見れました。 しかし、東京に出て来てからが夢と現実の双方の世界がごちゃ混ぜで展開し、 夢の話が進んでいる間に、現実世界も時間軸が勝手に進んでいるので、 夢も現実も話が飛び飛びになって、もう付いていけなくなりました。 優秀な理系の人とかだったら、理解できるのかもしれませんね。 本作の 夢:現実=5;5ではなく 夢:現実=2;8もしくは夢:現実=8;2ぐらいだと。 助かるのですが (´゚д゚`) そして、メタファー(比喩)が非常に多かったもの本作の特徴でしょう。 従来の車=機械 自動運転=魔法 のメタファーはわかりました。 そこから、鬼が出てきて戦うあたりからもうよくわからなくなります。 鬼は一体なんのメタファーなんだろう?と、もやもやしながら観ていたのですが、 結局、最後までわかりませんでした(ヒントを見逃したのかもしれませんが)。 絵がいくらキレイでも、ストーリーに付いていけないともうダメですねー。 外国の映画館(もちろん字幕なし)に入った気分に近いかもしれません。 メタファーし過ぎて、メタファーの暴走モードです。 そもそも、タイトルでもある「ひるね」自体、何のメタファーだったのか。うーん。 そして、もう1回言いますが、「鬼って一体何だったんだろう・・・?」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.26 23:38:23
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