カテゴリ:テレビ・ラジオの話
『いだてん』第1部最終回、面白かったです。最近は、特に面白い回が続きましたね。
いだてん 前編 NHK大河ドラマ・ガイド 細かいネタがたくさんあって、多くの伏線を回収して、とにかく「うまい!」と思う点が多かったです。 震災のシーンは、きっと観た人によって自分の体験とオーバーラップさせたのではないでしょうか(私の場合は阪神淡路大震災)。 ただ大河ドラマかと言われると、そうじゃないな、とは思います。 「マラソン」の話に「落語」が加わっていることがよく批判の対象になっていますが、それよりも大河にずっとあった「政治」の話が抜けているのが、大河らしくない原因だと思っています(大隈重信が少し出たり、第一次世界大戦の影響でオリンピックが中止とかはありましたが)。 当時の日本政府(西園寺公望や山本権兵衛など)が何をしていたとか、震災時は後藤新平がどう振る舞ったかなど、史実としての大局があっての大河だと個人的には思うのです。 そういったマクロな話があることで、ミクロな話が生きてきて、大河らしいスケールが大きくなるんじゃないかと。 マラソンと落語だと、ミクロとミクロですからね。 そして、チャンバラがあるだけでは大河にならないですしね(単に時代劇)。 第2部も楽しみです。 大河ドラマ いだてん オリジナル・サウンドトラック 後編 [ 大友良英 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.26 19:12:17
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