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カテゴリ:読書
最近、本を読むペースが上がってるのでちょっと紹介しておきましょう。
私は山田詠美の小説とかエッセイ、結構好きです。もう発行されてから数ヶ月経つんだけど、最近会社近くに新しく出来た本屋で見かけてからちょっと気になっていたので、水曜日のお昼ご飯後に購入、昨日の帰宅中に読み終えました。 無銭優雅 / 山田詠美 42歳同士のカップルのお話。帯に【心中する前の日の心持ちでつきあっていかないか?】ですよ。重いラブストーリーかなぁ~、なんて気がしたので躊躇してたのですが、つい最近、山田詠美のインタビューっぽい記事を読んで気になったのと、最初をパラパラ読んでみて、そう重そうじゃないなぁ~と思って買いました。 いつか死ぬのは知っていた。けれど、死ぬまでは生きているのだ。ささやかな日々の積み重ねが、こすり合わされて灯をともし、その人の生涯を照らす。そして、照り返しで死を確認した時、満ち足りた気持で、生に飽きることが出来る。私は死を思いながら、死ぬまで生きて行く。今わの際に、御馳走さま、とひと言、呟くために。 こんな紹介文がありますが、内容はいたって普通な恋愛小説。違うのは、いろんな他者の著作物からから出典してる文章がちりばめられているところ。『風立ちぬ/堀辰雄』『性に目覚める頃/室生犀星』『赤い髪の少女/ヤン・ウォルカーズ』etc…。馴染んでいるような、何の脈絡もないような、その少し挿入された文章との絡みが物語に深みを与えてたりする。 主人公の慈雨は、私に似てるところがあるなぁ~と思いました。こんな恋愛、いいなって。 で、その前に読んだのは、普段見ないTVドラマのような小説。人気脚本家が書いたという・・ 年下恋愛 / 梅田みかです。 土曜の夜に買って、日曜の夜に読み終えたお気楽な小説。主人公たちが私と同じ年で、パラパラ立ち読みすると今の時代を反映してそうで、読みやすかったんで購入。すぐにドラマになりそうな展開ですが・・1クールやるには短いかな。一人はバツイチのキャリアウーマン、一人はバツイチ子あり。学年は同じで36歳と35歳。そしてもう一人は31歳、フランスに渡って・・という未婚の女性。ふ~ん、こんな世界もありそうね、って思いました。 第1章 あたしたち、どこに向かっていくの? 第2章 やっぱり年下はダメかしら!? 第3章 年下恋愛、スタートの予感!? 第4章 部下が男に見える瞬間 第5章 愛があれば年の差なんて!? 第6章 本当にあたしでいいの? 第7章 年下恋愛も欧米風に!? 第8章 年下男を主夫にする!? 第9章 ?ヒモ ?と?ヒモじゃない ?の境界線 第10章 男はみんな若い娘が好き!? 第11章 「俺について来い」って言われても……! 第12章 年下恋愛のハッピーエンド!? 次は結局、読んでなかった・・ 風味絶佳 / 山田詠美 もしくはガラッと変えて・・ パトリシア・コーンウェル 結構たまってたりします、読んでない小説。読んでいてもこんなレビューを書いてないものもたくさんあるしね~。雑誌も結構見てるので、なかなか読み切れませんが、ボチボチ進めます。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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