土曜日は仕事・・お昼ご飯には久しぶりに明太そばメシを食べました。美味しかったなぁ~。
で、終わってダッシュで駆けつけたのは、日本におけるイタリア、春・・
【PRIMAVERA ITALIANA イタリアの春・2007】の関連イベントとして開催された、
『狂言とコンメディア・デッラルテ』を観賞してきました。
演目が3つあり、「濯ぎ川」「いたち」「Bilora」というもの。
「濯ぎ川」は善竹忠重、忠亮親子に茂山あきらさんら日本人が演じる、フランスのコメディを翻案して、大蔵流古典のレパートリーに組み入れた作品・・とのこと。もちろん、日本語で姑と嫁が婿いびりする話でわかりやすく、面白かったです。
「いたち」は善竹十郎、富太郎、大二郎親子に、イタリア人2人が参加して日本語で演じてるもの。イタリアのコンメディア・デッラルテの先駆的存在のルザンテ喜劇、「Bilora」の狂言的翻案だそう。結末は原作とかけ離れたハッピーエンディングに変えてあるそう。なのでこれも笑えてとても面白かったし、イタリア人たちの、狂言的日本語が上手ですが、イントネーションがちょっと違って、それも笑える要素となってました。
「Bilora」は演出こそ日本人が手がけてますが、配役、言語全てがイタリアン。「いたち」と違ってちょっともの悲しい終わり方だし、狂言とは全く雰囲気が異なった台詞回し、それでもちょっとお面をかぶったり、舞台の使い方などは共通してるように思いました。日本での公演とあってか、「女房」「ごきげんよう」「オオサカ」などほんの少し日本語を織り交ぜて笑いを誘いました。
学生時代以来の狂言鑑賞ですが、とても解りやすかったし楽しい時間でした。大阪能楽会館に観に行ったのですが、ちょっとエアコンが効きすぎて寒かったです^^;
また機会があれば観に行きたいな。