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テーマ:映画館で観た映画(8351)
カテゴリ:映画・VIDEO
STORY 真夏のスペイン、アリカンテ。ビーチ、クラブ、ディスコやバーに集う若者達は、最高の夏を過ごそうと夜毎見境なく快楽に身を沈めていた。アルコール、ドラッグは当たり前、自らに嘘をつき友人を裏切り、若さと衝動に任せて体をぶつけ合う彼らも、やがてそれぞれの満たされない想いを感じ取り、心の隙間を埋めようと互いに身を寄せ始める。親友のニコに実らぬ恋心を抱くトニーもその一人。しかし彼の孤独に救いは無かった。クールなファッションに身を包むスペインのアイドル総出演。若者達の苦く切ない一夏の物語はアルモドバルの新作を抜き興行トップに。 スペインの若者たちも、ドラッグとパーティに溺れている現状を、赤裸々に描いているって感じ。 アイドルたちが惜しげもなく脱ぐし、ドラッグしまくってセックスして・・やっぱりドラッグは身を滅ぼす・・ってメッセージを感じました。 STORY スペインの貧困地区。不正取引で稼ぐクアホは、脳性麻痺の不自由な身体を懸命に動かし、今日も友人アドルフォを熱心に口説いていた。「ヒップホップを思う存分やれるスタジオを作ろう」。半信半疑のアドルフォを強引に引っ張り込み、店舗を確保したクアホは職人を雇って早速スタジオ作りを始めるが、改装工事の費用が思うように稼げずに焦り始める。追い詰められた二人は遂にヤバイ商売にも手を出すことになり・・・。人気ヒップホップ・グループ“ラ・エセプシオン”のリーダー、エル・ランギが体を張って訴えるのは、絶対にあきらめない“不屈の精神”だ! 足が悪くって友人の手助けをしてもらいながら、懸命に生きるクアホ・・私だったらあんなに強く生きられないよ~と思うし、強がれない。せっかくの商売も台無しにされて。でも、彼は実在して、必死に闘いながら生きている。ストーリーはフィクションだろうけど、頑張れ!!とエールを送りたくなりますね。 STORY ブエノスアイレスの高級住宅地に住むララと、その邸宅で働くパラグアイ人メイドのアイリン。生まれも育ちも異なる少女達は秘かに愛し合い、アイリンの故郷にあるイポア湖畔に住むことを夢見て出発の日を指折り数えていた。しかし、現実はある日残酷に舵を切った。一人パラグアイへと向かったララは、イポア湖畔に秘められたアイリンの謎めいた過去を知ることになり・・・。同性愛、近親相○、格差社会、尊属殺人、児童○春。重いテーマが複雑に絡み合う本作は、前作『XXY』で国際的に高い評価を得た監督が23歳で書き下ろした小説の待望の映画化だ。 ララは純粋で、メイドのアイリンは既に色々と経験していて、不釣合いな雰囲気を感じた。それでもララは必死にアイリンを想い、慕ってさまざまな行動を起こして、愛を貫く姿が健気。美人ではないけど、とても可愛らしく見えました。 STORY 大都会に流れついた貧乏人のノナトは、無銭飲食の代償として小さな食堂で下働きをする羽目になる。しかし料理の仕方を習ううち天賦の才能が開花!人生は一変する。有名店に引き抜かれたノナトは、食べっぷりのいい娼婦イリアに一途な想いを募らせながら、愛に仕事にと情熱を傾けるが・・・その先に待っていたのはなんと監獄だった。人の心ならず胃袋を掴み、シャバでも監獄でも料理の才能を武器に生きる場所を手に入れるノナトを巡る悲喜劇は、愛と美食の共通点と、果てなき欲望の罪深さを教えてくれる。世界で喝采を浴びたブラックコメディー! 一番楽しみにしていて、タイトルから笑えるコメディかと思っていたら・・かなりブラックなお話でした。ノナトは可哀相だけど懲りてなかったね。時間軸が前後してちょっと解りにくかったけど、監獄でもあんな風に料理が出来たら、多少は楽しく過ごせそうで可笑しかった。 STORY チリの首都サンティアゴ。亡き父の墓を確保するため奔走するエドムンド、離婚した夫への複雑な想いを引きずるテレサ、望む仕事が得られないクラリネット奏者のマリオ、女手一つで幼い子を育てる病身のパトリシア。幸せを求めて懸命に生きる4人の人生が都会の喧騒の中、街角で、路上で、バスで気付かぬうちに交差する。誰もがどうしようもなく不器用で、足りない物が沢山ある上、毎日何かを失っていく。それでも淡々とした日常の中で大事なことに気づく瞬間があるから、きっと生きている。チリ傑作映画『マチュカ』の監督が現代を鋭く切り取った群像劇。 今回観た映画の中で、一番完成度が高いと感じた映画。まぁ好みかどうかは別として、世界的に成功できそうな映画かな、と。特別なことが起きるようなストーリーではなく、それぞれの今を切り取ったリアルな日常だった。クラリネット奏者が今後、活躍できることを願う。。。 STORY ペドロ・サモラは1972年にキューバで生まれ、8歳でマイアミへ移住。17歳の時にエイズと診断を受けてからHIV啓蒙活動に身を投じ、遂にはリアリティー番組の元祖、MTV番組『リアル・ワールド』に出演、一躍有名人となった。ゲイでエイズ感染者であり、率直に人生を語るペドロの起用はMTVにとっても大きな賭けだったが、彼はあっという間に民衆の心を捉え、果ては当時の大統領ビル・クリントンまでが彼を称賛した。1994年、22歳で死去した彼の人生を描く本作は、『ミルク』でアカデミー賞最優秀脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが脚本を手掛けた。 短い命で必死に、コンドーム使用の啓蒙活動をして、周りまでその運動に巻き込む魅力を備えたペドロには、感銘を受けました。実際に存在した活動家だと思うと、やっぱり最後には泣けちゃいました。若いけどしっかりしていて、彼らのそばにいた人たちは、たくさんのパワーを彼からもらったんだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 5, 2009 04:21:08 PM
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