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テーマ:映画館で観た映画(8703)
カテゴリ:映画・VIDEO
4/18に観た2本目の映画を、19日の枠でアップします。もう1ヶ月以上経ってますが、現在も興行的にはとても好調のようで、嬉しい反面、新しい映画が揮ってない・・というのは寂しかったりします。
![]() アリス・イン・ワンダーランド ポスター posted by (C)kaoritaly とりあえず、先に解説等をallcinemaONLINEからのコピペでどうぞ。 「チャーリーとチョコレート工場」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のティム・バートン監督が、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を基に、19歳に成長したアリスの新たな冒険を、最新の3D映像技術で鮮やかに描き出す冒険ファンタジー大作。ヒロイン、アリス役には新星ミア・ワシコウスカ、共演にジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ。 ![]() とっても楽しみにしていたティム・バートン監督とジョニデのタッグのこの作品、色んなキャラクターは楽しいけれど、ストーリーは何だか真面目で、面白みに欠けました。勧善懲悪な子供向けストーリーとでも言うんでしょうか、あまりにスタンダード過ぎで、話の流れは期待ハズレ・・とは言っても、アリス以外のキャラクターはそれぞれ際立っていて、救われましたね。 3Dとしての映像も、遠近感とかしっかり出ていたし、カラフルな色使いでアンダーランドをキレイに描いていたし(もう少し明るくても良かったけど)、チェシャ猫の浮遊感や芋虫のアブソレム(アラン・リックマンの低音な声がよく合ってました)の、曖昧で半透明な存在など、それぞれ際立つようなキャラクターを作りこんでいました。 それだけに、19歳という、ある意味大人の女性となったアリスの行動は子供っぽ過ぎる。これが15、6歳というならまだしも、19歳であれば、プロポーズが現実として考えられないとは思えないし、行動も幼くて・・。で、アンダーランドでの経験が将来に生かされるんだろうな~ってラストもあまりに現実的で、彼女が一番、つまらなかったな~。演じてるミアは、美人過ぎずでアリスってキャラクターには、似合っていたと思いますが。 赤の女王の、子供っぽさゆえのダダっ子な行動があっさりと、悪として捉えられて切られちゃうし、妹の白の女王の方がよっぽど、怪しく見えてくるんだけどな~^^; まぁその2人・・赤の女王ヘレナ・ボナム=カーターと、白の女王アン・ハサウェイは、このキャラクターを楽しんで演じてるようだったので、良かったんですが。 これらを救っているのがやっぱり、マッドハッターを演じるジョニー・デップでしょう。妙にハマッたオレンジの頭髪と眉毛が、気分を楽しくさせてくれるし、表情も豊かだ。「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」に愛着はないけど、彼が登場しているのなら、面白いだろう。ハッターの最後のダンスも、可愛らしくって、妙にコミカルで笑えてしまった。ホント、彼が居るから、楽しい映画に仕上がった・・と言えるでしょうね。 ![]() マッドハッター posted by (C)kaoritaly と言う事で、キャラクターの面白さを楽しめる・・という点を評価しての☆付けで、ストーリー展開はイマイチもの足りなかった・・と言うのが正直な感想です。最後まで飽きさせないし、3D映画として、家族や友人で楽しく観れる映画だと思うけど、こんなお話なら、ティム・バートンじゃなくっても・・と言うか、ホント、バートン監督らしくなかったな、と。次の作品に期待します。 (でも、バートン監督だから、赤の女王をヘレナが楽しそうに演じて面白いキャラに仕上がってる・・ということは間違いないわけで、やっぱり、彼だからこそ・・なのかもしれません。しかも、余裕があれば、もう一度、2Dでいいから観たいなぁ~、と思っているのでした・・。まぁ、自分の感じた、あれ?!何だか真面目過ぎない?って気持ちを確かめてみたい・・って事で。。。) ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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