釣り師の酒蔵

[お酒の肴と酒器、雑学] カテゴリの記事

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  ぐい飲み買いました

  カレイシーズン開始、釣りの準備をしているところです。釣りとお酒を話題にしたブログですが、最近お酒の話題が無かったのでひとつ。　週末自転車で移動していた時ですが、信号の関係でちょっと横道に入りました。すると、こんなところにお店があったか、なんて目立たない陶芸品と思われる店があったのです。近くは通った事があったのですが、今まで気がつかなかったです。自転車だから気がついたという感じでした。ちょっと入って見たのですが、意外な展開に。お店の中は色んな作家の作品が置かれていましたが、顧客は殆どいませんでした。刺身を盛るお皿があれば、そして酒器をみて見ようなんて思ってました。有田焼の店と表示があったのですが、有田だけではなく他の焼き物も置いてありました。　お店の人が声をかけてくれて、少し話をしていると、コーヒーを入れましたからと別の女性の声が。これ飲んでしまうと買わなければ悪いような気がしちゃうなあ～、なんて思いながら話題の豊富さと断るのも悪いかな、という思い出ご馳走になりました。　カップの選択、砂糖やスプーンの置き方、添えてあるチョコレートも、さすが！と気遣いが感じられて．．．食べ物とお酒の話題になったのですが、お店の方に行きつけのお店を訊かれて答えると、同じお店の常連さんでした。なかなかの美人、でお酒が好き。話が発展して、好みのお酒の話に。　刺身用のお皿はいい柄のものがあったのですが、サイズが大きすぎて合わなかったです。もう少し小さかったら、買ってました。手頃な値段のぐい飲みがあって、気に入って買っちゃいました。器も良かったけれど、もてなしに釣られてしまったところもあったなあ、なんて。　 　　その日は早速その器で一杯やりました。お酒は、行きつけのお店オリジナルの宝寿、今年の春リリースされたお酒です。冬が寒かったので、今年のお酒の出来はここ数年の中ではいいなあと思ってます。次はカレイを肴に、なんて。

  2008.10.19

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• 味醂干しを作る

  海タナゴ、どう料理しようかと考えた末、味醂干しが旨いらしいので、久しぶりに干物を作りました。干物用の三段になっている籠があるので、これを使いました。　海タナゴを開きにして、塩を降ってしばらく置いた後、味醂2しょうゆ1を混ぜた中につけて天日に干しました。塩はアルペンザルツ、岩塩で気に入っている一つです。　普通の干物を作る時は、塩でやりますが、自分は塩水につけるほうです。それは塩味の調整がやりやすいからなのですが．．．塩分濃度と、温度を考えタイマーをかけておくと忘れないですし。　　一緒にアイナメも煮付けにしようと二枚おろしにしたところで、これも干物にしてみようか、なんて考えがうかんできました。ホッケの開きなどもあるから、似た感じに仕上がるかも。半身だけ味醂干し、残りは煮付けにすることにしました。　ここで大失敗！ちょっとあぶるくらいにするはずが、すこし目を離した隙に、焦がした～。｡･ﾟﾟ･(>_

  2007.03.11

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• ブリ大根を作る

  カレイは産卵後の休息期に入っていますね～。釣れたとしても大抵卵をはたいた後のペラペラのカレイ。卵を持つところまで成長したなら、子孫を増やしてもらってから釣った方がいいですよね。　　ということで今回は天然ブリを見つけたので、冬の味覚ブリ大根を作ってみました。アラと身がいい割合で入っているパックを選んで買いました。　大根を輪切りにして皮を厚めに剥いて、適切な大きさに切って面取り。米のとぎ汁でゆでるといいというけれど、わざわざ取っておくものではないので、お米を少し入れて煮ました。　その間に鍋にお湯を沸かして、さっとブリを入れて、すぐ水に入れます。残っている血などを取るのですが、あれれ、えらの一部が残っていました。これは取りました。生臭さが出ないようにするためなのですが。　ゆでた大根とブリを行平鍋に入れて、今回は魚だしに水を加えて煮ようとしたのですが．．．あれ、生姜がない！　ということで長ネギで代用、昆布も少し入れます。　水を入れるのは煮る時間が長いし、ダシに使うお酒ももったいないから。飲んでも美味しいお酒で煮ると、出来上がりもおいしいです。（道場氏のレシピでも水を入れていました）　最後に山椒を振りかけて食べるのが好きです。お燗をしたお酒と、あったかいブリ大根の組み合わせ、美味しかったです。　自分のやりかたは、前に書いたカレイの煮付けと大体同じです。　http://plaza.rakuten.co.jp/karei62/diary/200604270000/http://plaza.rakuten.co.jp/karei62/diary/200604280000/

  2007.01.14

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• トマト味、試しました

  トマト味のオイルサーディン、試して見ました。昨日紹介したウイスキーと合わせて。缶を開けてみると、中はオイルの代わりにトマトソースで満たされているという感じでした。そしてそのお味は．．．まず最初に感じたのは、これ標準的なトマトソースの味ではないか。パスタなどによく使われているトマトソースの味に似ていました魚の方は少し強めの塩味がつけられていました。硬い感じだし、岩塩だと思うのですが。そしてトマトと魚との相性は．．．？？？でしたイワシのトマトソース煮、という感じでオイルサーディンのイメージからは離れているなあ、というのが実感です。お互いの素材が主張しあって、相性が良いとは言えないかも、という感じでした。 スパイシーもあったのですが、こちらはオイルの中に赤唐辛子が一つ入っていて（トマトはなしです）、辛味が付けられています。塩味は抑えてありました。何種類か試して見ましたが、やっぱり標準的なオイルサーディンが一番いいですね。次はレモン味とスパイシーでしょうか。トマトは．．．多分もう買わないと思います。

  2006.08.04

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• 雪冷えの道具

  真夏の一歩手前、雪冷えのお酒の道具を出しました。　　よくお店でも使われているお酒を冷やす道具です。内側に凹んだ部分に氷を入れて、その回りにお酒が入る仕組みです。　　氷が直接お酒に入るわけでは無いので、冷蔵庫で造った氷で大丈夫。よく冷やしてみると美味しいお酒もあるので、そういうお酒を飲む時にはいいな、と思っています。これも近所の厨房用品のお店で買ったものです。色々なサイズがあって、どれを選ぶか迷ったのですが、冷やすという事を重視して、少し小ぶりのものを選びました。うっすらと青い色がついているところが、涼しさを感じさせてくれます。　これからしばらく活躍する予定です。

  2006.07.23

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• オイルサーディン

  オイルサーディン好きです。ウイスキーを飲むときにも良く合うと思っています。 １９日の日記で、日本酒の方が魚との相性がいいと書きましたが、頭の中にあったのは、刺身など日本的な料理でした。　　週末にはお刺身という事が頭にあったので、そう書いたほうがよかったです。同じ魚でも料理方法によっては、ウイスキーに合うと思っています。オイルサーディンもその一つ。写真は今回食べたレモン味のもの、ポルトガル製です。トマト味もありましたよ。缶の中はもちろんオイルで満たされて、レモンのスライスが添えられていました。味付けは想像していたよりも濃くなく、どちらかと言えば薄め、レモンスライスが小さめの事もあって、レモンの香りはそれほど強いものではなかったです。新しく知った店では、他にも数種類置いていました。時々試してみようと思っています。ウイスキーと一緒に。

  2006.07.21

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• ウイスキーとフラスコ

  昔使っていたフラスコを紹介します。ヒップフラスコ、あるいはスキットルとも言いますが、洋酒を持ち歩く時に使う入れ物です。旅行の時は必ず持って行きました。もちろん、その土地のお酒もいいのですが、お気に入りのお酒を持ち歩くのも、また良いものです。　　アウトドアで使うステンレスのカップと一緒に持ち歩いていました。カップと言っても日本酒のぐい飲みと同じか、少し小ぶりですけれど。写真は４オンスのものです。小型ですけれど、酔うためではなく雰囲気を楽しむ為なので、この位がちょうどいいです。もちろんウイスキーでなくてもＯＫですが、入る量が少ないので、どうしても強い酒を入れる事になります。　色々な場面で活躍したフラスコで、手に持つと、色々な思い出がよみがえってきます。ここしばらく出番が少なかったのですが、久しぶりにウイスキーを飲んで思い出しました。写真では明るい赤ですけれど、実際は渋い赤です。

  2006.07.18

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• 冷やした日本酒を飲むときに

  この季節、日本酒も冷やして飲みたくなります。そして器も涼しげなものがいいなあと。　　近所の調理器具専門の店があるのですが、久しぶりに寄ってみました。そこで買ったのが写真左側にある器。　本当は焼酎用となっていたのですが、涼しげだったので日本酒でもいいはずと買ってしまいました。そんなに高くなかったですよ～。冷蔵庫で冷やしておいた日本酒を、このグラスで．．．適度な大きさなので、ぬるくなる前に飲むことができるし気に入りました。　　右側は小型のグラスで、お酒を冷やす為の器と一緒に使っています。（よく居酒屋などで使われている、容器の中に氷を入れる事ができる器です）　　　冷のお酒にも名前がついています。雪冷え　　　　　　　　（５度くらい）花冷え　　　　　　　　（１０度くらい）涼冷え（すずびえ）　（１５度くらい）夏は雪冷えかな。夏に雪とは、ちょっと風流でしょうか。

  2006.07.15

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• お酒の銘柄

  最初に銘柄が出来たのは室町時代のようです。京都の五条にあった酒屋の門前に柳の木が植えられていたことから「柳の酒屋」と呼ばれていたそうです。この店は酒樽にも「柳酒」という酒銘を入れていて、これが酒の銘柄の始まりと言われています。　　その後、京都の他の酒屋も銘柄をつけるようになりましたが、多くは和歌から取った言葉を使っていたようです。　　現代になると、商標銘柄としては一万種類を超えるようですが、発売されているのは、およそ五千種類。ほとんどに漢字が使われています。最も多く使われている漢字を多い順番にあげると、　　　１．　山２．　鶴３．　正４．　宗５．　菊６．　大７．　金８．　泉９．　乃１０．白　　　だそうです。　　ただし乃を除くと（乃は助詞なので）　　　９．　白１０．　千、花　（２つある）　　　になるそうです。

  2006.05.19

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• 杯

  お酒を飲む時には、原則として器が必要。まあお酒だけではないけれど。    日本酒ならコップ酒もいいけれど、杯やぐい飲みを使った方が趣が出てくる。写真は、普段使っているぐい飲み、益子焼です。    小さな杯だと忙しいし、このくらいの大きさが気に入っています。寒い冬の日、御燗をして飲むと、ほんのり内側から温まってくる。これで肴が、釣った魚なら最高！　　杯を集める趣味はないので、数はそれほど持っていないのですが、使うのはもっぱらこれです。 でも夏に冷やして飲むときは、ガラスの器を使う事もあります。   猪口やぐい飲みは、和え物などの料理を盛る器から転用されたものだそうです。

  2006.05.11

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• 旨い日本酒を買うには

  お酒を買うとなれば酒屋に行くことになる。酒屋の選択はとても大切。なんせ温度管理もしていなければ、日差しが当たる所に置いている酒屋もある。こんな所に置かれたら、どんなに良い酒であってもだめになっている。しっかりした管理をしている店に出会ったら、美味しい酒を飲み続ける事ができる。どんな酒屋がいいか。お酒の最大の敵の一つに太陽の光がある。これが当たっているようでは論外。酒の中には、紫外線を遮る素材で瓶を包んでいるものもあるが、これだって限度がある。 温度も酒をだめにする要因。　棚に無造作に置かれているとしたら、ちょっと危ない。暑い時期など、店が開いている時間は冷房が効いていても、閉店後は冷房なしという事もあるだろう。温度管理をした部屋においていたり、専用の冷蔵庫に入れてあれば大丈夫。できれば照明は暗めの白熱電球で。蛍光灯よりも紫外線の量が少ない。ここまで気を配っている店ならば、他の事にだって注意を払っているだろう。（これ以上書くときりがないので、このへんで）色々書いたが、そんな酒屋が近くに無いときはどうするか。諦める？それも一つで、蒸留酒を選ぶという手もある。どうしても日本酒やワインが飲みたかったら、次のような手もある。できるだけはやっているディスカウントショップへ行くのである。商品の回転が早いと棚に置かれている時間は短い傾向にあるから劣化も少なくなる。日差しはどうしようもないので、日に当たらない所に置かれている事は必要。これで寒い季節なら、何とかなる事もある。じゃあ夏はどうするかって？　諦めてください。

  2006.04.07

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  日本酒の現状

  しばらくお酒の話題がなかったので。日本酒の売り上げは年々落ちて、とどまるところを知らないらしい。大きなメーカーはともかく、小さな蔵は苦しく、毎年廃業するところが後をたたない。小さな蔵でも大きなメーカーがやっているように機械化して、工業製品としての酒を造ることはできるようだし、安く造る事もできるらしい。そうなったら大メーカーと違わないものになってしまう。結局個性が無くなって売れなくなってしまうだろう。戦後の米不足の時、三倍醸造という技術が開発され、米が少なくてもお酒を作れるようになった。食べるお米にも苦労する時代だったのだろうから、それなりに意味があったのだろうけど。今やその役割を終えたと考えても良い時代なのに、相変わらず安いの一言で造られている。もちろん値段が安いだけでも売れる可能性は高くなる。ビールの方が発泡酒よりも旨いと分かってはいても、値段が安いから発泡酒が売れている。第３のビールというのも出ているし。でも同じ発泡酒の中でも、より旨い製品が売れる傾向に有るとは思うけれど。このまま行くと大企業の個性の少ない酒と、少数の個性あるお酒しか残らないのでは、と心配している。上の写真は青森の「田酒」。田んぼのお酒ということだが、三倍醸造全盛の時代に、昔ながらの純米酒を造ったと同時に、三倍醸造の酒をやめてしまった勇気のある蔵の酒。当時は値段が高い為にさっぱり売れず、火の車になって苦労したらしい。やや黄色みがあり、香りが立つぬる燗が自分の好みにあっている。田酒の中では手ごろに買えるお酒。

  2006.03.18

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• 酒粕（さけかす）

  お酒を醸すと酒粕ができる。良い酒粕を使うと美味しい甘酒ができるし、この季節、粕汁なんかも旨い。この寒い季節、暖まるし、美味しいお酒もあれば言う事なし。美味しいお酒を絞った後の、良い酒粕が手に入った。まだ絞るとお酒がでるらしい。小さな楽しみが一つできたかな。最近の米だけの酒などの中には、原料を全て使ってしまい酒粕が出来ない作りかたをしているものもある。原料を無駄にしなで安くできるといえばそれまでだけれど、あんまり美味しい酒と思った事はない。それに酒粕だって立派な食材。お酒を美味しく造り、酒粕を料理に使えば、両方美味しく頂けると思うのだが。

  2006.02.11

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