アオジのお話・・・

2014年09月07日

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カテゴリ：野鳥の話題

「暑さ寒さも彼岸まで・・」という言葉が有る。
私の記憶だけに頼ると、ほとんどの場合その言葉通りの季節が今までは通り過ぎた。
ところが今年はちょっと違った。
先人の伝えをあざ笑うかの様に、一か月も早く暑さが和らいだ。
今日も朝から大粒の雨が地面に突き刺さり、肌寒い。
このまま秋になり、いっきに寒い冬が訪れるのは名残り惜しい気もする。
人間とは何と勝手な生き物なんだろうか・・・

例のごとくこんな日は「鳥・なんでもあれこれ？！」でお茶を濁すとしよう。
私が約十四年前、野鳥に魅せられるきっかけになったのがこの鳥「アオジ」なのである。
それまでスズメやカラス、ハトやツバメ程度しか知らなかった。
双眼鏡で「アオジ」と云う鳥をクッキリと目の当たりに見た時、あまりの綺麗さに言葉さえも忘れていた。
魅せられた最大の理由は、こんな綺麗な鳥を家からすぐ近くの公園で見られる。
・・と云う何ともあさましい考えなのだが・・・

本州中部では一年中居て珍しくない鳥である。
雌雄の違いを、私の数少ない画像から比べてみよう。
まずは♂。
頭部から顔にかけて青っぽく見える灰色。
目先と額が黒い。